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ゆめこシリーズ「空を飛べなかったツバメ」「ほっこりするね」「想い出の走馬燈」の著者のふじもとじゅんこです。

私はブログの広告収入を得ないで投稿しています。 

 

 

(その6)日本の元総理の言葉

 

日本の元総理の言葉

 

KTVニュースフラッシュ 2013,11,3 TV放送

情報ライブミヤネ屋 2013,11,4 TV放送

かんさい情報ネットten 2013,12,18 TV放送

 

これらのTV放送内容を引用要約させていただきました。

 

日本の元総理が現役の総理に大物が集う会合の場で投げかけた言葉

「信無くば立たず(孔子)」

政治は民衆の信頼なくして成り立つものではないと孔子が説いた言葉を元総理は現役の総理に投げかけました(2013年)

元総理は2011,3,11の福島第一原発事故から後に北欧フィンランドで原子力施設を視察されました。それはオンカロ(空洞)世界で初めて建設された高レベル放射性廃棄物の最終処分場地下400メートルの穴底に核廃棄物を密閉格納して放射能が生物に安全なレベルまで封印するその期間なんと10万年。元総理はこう語られました。

「日本は400メートル掘れば水どころか温泉が出ます。しかも地震があるんです。どんなに強い指導者が現れても、住民の反対を無視して10万年も保管しないといけない処分場建設ができると思いますか?造れると考える方が楽観的で無責任ではないかと思っています。大事なのは方針を打ち出すことです。政治で技術的なことは専門家に任さざるを得ない。原発をゼロにするということは方針の大転換です。原発をゼロにするという方針を政治が出せば、必ず、知恵のある人がいい案を作ってくれるというのが私の考えです。」元総理は使用済み核燃料の最終処分場建設の目途がつかないからもう原発は無理だ!ゼロにしろ!と言っていると述べ、原発ゼロでも経済成長できると発言され、脱原発を重ねて主張されました。

 

 

サンデーモーニング 2024.2.18のTV放送から文を引用要約

 

日本の現在の使用済み核燃料(高レベル放射性廃棄物)1万9000トン、保管できる量の8割に達している現状

 

地球科学の専門家300人の結論

「日本には原発の適地が無い 高レベル放射性廃棄物処分場の適地が無い」という声明を公表

 

 

日本は高レベル放射性廃棄物の最終処分場が決まらないまま原発を続けて半世紀以上が経ちます。その結果、全国で1万9000トンもの使用済み核燃料がたまっています。今は各原発の敷地内などで保管されていますがすでに保管できる量の8割に達しています。

さらに、その使用済み核燃料をリサイクルする青森県六ケ所村の再処理工場は1997年に完成予定だったのですが26回も延期を繰り返し、まだ完成しないまま廃炉が決定しました。その総事業費は約14.7兆円で電気料金を通じて国民が負担することになります。

そもそも核燃料サイクルは夢の原子炉とアピールされた高速増殖炉「もんじゅ」が稼働することが前提でした。使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを使い続けるという原子炉なのですが高速増殖炉「もんじゅ」はトラブル続きで実用化ができないまま廃炉が決定しました。

 

長崎大学教授 鈴木達治郎氏の言葉

 

長崎大学 鈴木達治郎教授は「核燃料サイクルは破綻している。費用がかさむ。再処理を続けることで国民負担が増え、見直しは避けられない」と指摘しています。

 

そんな中、今の○○政権は新たな原発の建設や60年を超える運転を可能にする方針を掲げています。現在も高レベル放射性廃棄物が増え続けていることを問題点にせず、見通しが立たないまま国民の不安を煽っている今の○○政権に法政大学前総長 名誉教授 田中優子氏は次のように苦言を呈しました。

 

法政大学前総長 名誉教授 田中優子氏の言葉

 

「原発はとんでもない発電方法なんですよ それを今の○○政権はまた増やすと言っています。それはとんでもないことなんです

 

地球科学の専門家300人が昨年(2023年)10月に集まって結論として日本には使用済み核燃料(高レベル放射性廃棄物)の処分場の適地が無いという声明を公表しているんです。なぜかというと、地殻変動が激しい日本であるからです。私たちもさんざん経験しているように日本に地震がいつまた起こるか分からないのです。それなのに、高レベル放射性廃棄物を10万年に渡って地下に閉じ込めても、それができるという場所を選ぶのが不可能だという結論が出ているのです。日本の地質は岩盤が不均質だし、亀裂が多いし、活断層がいたるところにある。そうすると、地下水の流れが変化したり、亀裂とか新たに断層ができたりすると、放射性廃棄物が漏れ出る可能性が出てくるのです。ですから、そういうようなことを考えてもう一度科学の議論に立ち戻るべきだという結論がでているのです。にもかかわらず、原発を継続するとか増やすとか言っていること事態がおかしいと思わなくてはいけないのです。」

 

認定NPO法人Dialogue for people フォットジャーナリスト

 安田菜津紀氏の言葉

 

「文献調査の北海道寿都町(すっつちょう)に在住している方にお話を聞く機会があって、原発に賛成なのか反対のなのかというだけで住民同士がズタズタにされたりですとか、またこれによって、この調査を話題に出したりとか、声をあげることが非常に困難なことがあるいうことの辛さを語ってくださった方もいたんです。そもそもこれって、受け入れ自治体がこれを矮小化していう構想そのものが不条理で、やはり出口を決めずに推し進めてきた原発そのものが問題です。」

 

※矮小化(わいしょうか)とは…実態より小さく見せること。本質的ではない部分を強調して些末にすること。問題をごまかすこと。

 

※些末(さまつ)とは…全く重要でないごく小さなこと

 

ANNスーパーJチャンネル 2024,2,25 TV放送から文を引用

 

「東京電力はゴールデンウイークの2024年5月にも太陽光の稼働や風力発電の稼働を一時的に止める出力制御を行う可能性があります。

 

従来の火力発電に加え、太陽光発電など再生可能エネルギーが増加することで電力の供給と需要のバランスが崩れて周波数が低下して最悪の場合、大規模停電が起こるといわれています。」そのために私は一時的に稼働を止めるなら原発や火力発電を止めればいいと思います。

なぜ、太陽光の稼働や風力発電の稼働を一時的に止める出力制御を行うのですか?

CO2を出さないクリーンな再生可能エネルギーを出力制御しないで原発や火力発電を停止すればいいことだと思います。太陽光は夜に電気を供給できないために昼間余った電気をためることができる大型の蓄電池を国が補助金を出して全国に普及させていけば夜の電力も賄えるし、電力の需要と供給のバランスを保てるので、周波数が低下することなく、大規模停電(ブラックアウト)は起こらないと思います。なによりも災害時の大規模停電などに太陽光の大型蓄電池が人々の救いにもなるのですから国が補助金を出して太陽光の大型蓄電池を全国に普及させるべきだと思います。

太陽光の発電所や風力発電所がいっぱいできることで政府が脱原発への舵を切れるのでいいと思います。太陽光の発電の抑制量が増えていくと損失額が増えていくのは当然のことですから脱原発に向けて、原発の稼働や火力発電の稼働を止めていけば太陽光発電の損失額は今後増えていかないと思います。

また、メガソーラーの問題点も環境に悪影響を及ぼすのではないかと懸念されていますが、広大な土地を有効活用するためにソーラーを低い位置で設置するのではなく、かなり高い位置に設置したならば、生態系を破壊することのない土地の有効活用が可能であると思います。例えばソーラーの下で水耕栽培や公園、商業施設などの有効活用ができれば一石二鳥の取り組みとなるのではないでしょうか。

 

今日も脱原発へのありったけの思いを発信しました。この思いが多くの人に届くと信じています。脱原発への思いを共感してくださる政権運営を担う方々に日本の未来を託します。日本の自然豊かな国が100年先も200年先も続いていく未来には原発は廃炉と化し、日本の人々が再生可能なクリーンエネルギーで平穏に暮らせることを願っています。

 

(その7)へつづく

News every 2024,3,15 TV放送を見て