リエ、単身週末を過ごす
昨日は、一日をたった独りで過ごした。
ヨシくんは、どうしても週末は仕事で、どうしても夜勤なのだ。
そんなあたしの、日曜日。
18:00 起床
(すでにヨシくんは仕事に出た模様)
18:03 ヨシくんからのメールに驚く
【せっかくリエに買ってもらったスーツが上下破けた!
原付で右折しようとして失敗した。ごめんなさい。】
20:00 ジャンクスポーツ奥様特集に思わず見入る
20:30 土曜日借りた『24~シーズンⅢ~』を見る
23:30 今日までが半額のツタヤに続きを借りに行く
23:47 ヨシくんを起きて出迎えようと思い、寝る
(この辺で日付が変わりました。)
02:00 目覚ましが鳴ったはずだ
03:00 ご飯を作っていたはずだ
06:47 起床
リエです。
6時間しか、起きていません!
今も眠いのは誰のせいだとか、笑わないで下さい!
花フントウキ
女の買い物は、恐ろしく長い。
その恐ろしい時間を独りでも体感してしまうあたしは、
紛れもなく自分が女であることを承知せざるを得ない。
買い物がストレス解消かよ(-m-)=3ププ!
なんて思っていた女子高生の頃が懐かしい。
あれからもう、7年かァ…(寒)
そーんーなーこーとーはーさーてーおーきィィィ!
ヨシくんは、そんじょそこらの気取った男とはわけが違う。
今はできなくなりつつあるデートの時はもちろん、
徒歩3分のコンビニにジャージで行くときさえフェミニィ。
そっと優しく手を取り、私をエスコートしてくれる。
恥ずかしがり屋も、愛に目醒めるものなのだそうだ。
日本の男全員がこう変わってくれたら、少子化は即解決。
アバンチュール(死)よろしく野球チームデキまくりだ(壊)!
そんなある日のこと・・・
「ハァァ…もうハナミズルズルゥ(TдT)」
「ほーんと、花粉フンフンダネ~(=_=;)」
「カーテンカビ
「空気清浄機で乾燥するから加湿器24時間やもんなぁ」
「もーまじで全ては花粉症の、いや、花粉のせいだ。」
「あ、HANDSあるよ!(←ダイスキ。)」
「オォォ♪花粉グッズいっぱい♪♪♪」
「カーテンはと・・・5Aだってさ。」
「ま、迷うナァ…何もこんなにたくさん…」
「あ、真っ暗になるやつがいいな!」
「真っ暗…?まさか、遮光カーテンのこと?(汗)」
「あ、そうそれ。シャコウって言うんだ?へー(・▽・)!」
「え、でもこれから夏なのにいいの?暗いよ?」
「ばぁっか!だからいんじゃん!」
「な…何が???」
「麻雀する時、不便(゜д゜#)!!」
ウチは
雀荘じゃねェェ
ェェΣ( ̄Д ̄|||ノ
「ン、ぢゃあこれにしよう。」
「そうだね・・・昼まで・・・(←トオイメ)・・・オォ!?」
「Σ(>д<)oキャ!?」
「【花粉やダニを吸着するカーテン】!?」
「ナニィィ!そいつはイイ!!」
「舞い上がる花粉やダニの死骸を包み込む!」
「すげぇぇぇぇ!」
「新開発、21世紀の繊維!!」
「すっげぇぇぇぇぇ!!!」
「心も身体も春爛!!!!」
「おうよおうよおうよォォ!!!!!」
「こいつがなんと、9450円!!」
「9450エンンゥゥ!!!・・・!?」
「…高ッ!!!」
結局、毎日を戦うには歳を取りすぎた
という結論に達し、その花粉ナントカカーテンを購入。
数週間が経過するが、効果のほどは感じられない。
実感できんくらいしか希望するなってことか。
そして結局買ってしまった遮光カーテン(第2級)はというと
恐ろしいほどその効果がひしひしと感じられる。
始まってから終わるまで、全員元気だった(先週)。
・・・うち、なちゅらる派だったはずなのに・・・?
こうして、明るい家族計画(調度編)は決まった。
カノジョのドギモ
あたしは至極まっとうな社会人(派遣とはイエ)。
月曜日から金曜日まで、朝晩めくるめく働く。
そうして手にする稼ぎは、口の端が片側だけ上がるほど。
オカネ、ダイスキ…∟□∨Ε...φ( ̄▽ ̄*)ポッ
家に帰ってから張り切って晩飯を作ることもある。
ヨシくんの喜ぶ顔が見たくて(・-・*)ヌフフ♪
こんなあたしでも、和食はそこいらの主婦には負けない。
何を隠そう、ヨシくんは餌付けしたよーなもんだ(ΦωΦ)フフ…
しかし、仕事しながら主婦業を完璧にこなす人って
本当にすごいんだと思うばかりの毎日。
だって、めっちゃ疲れるじゃん?
だんだん、だんだん、荒れてゆく我が家。
目を背けるとつまづく我が家。
今春のヨコハマG30とやらでゴミ溜めのような我が家。
なんでプラッチックが週に1回しか出せへんねん!
そんな、ある日のこと。
「タァァダイマァァ・・・」
あたしは満員電車で両脇をデブに固められるという
アリソでナサソな状況に笑いを堪えて疲れていた。
何もどっちもアドバンスでポケモンやらんでもええやろ!
何もどっちも黒で服キメんでもええやろ!!
・・・おんなじ駅で降りんでもええやろー!!!
・・・てな感じで。
オウチに帰ったらヨシくんに話そう。
きっと、あの甲高いアホみたいな声で腹を抱えるに違いない。
(*≧m≦*)ププッ!今日はあたいのカチよ!!
「どおおおおぅぅうううぅぐゎあああぁぁアあァァァ!??」
張り裂けんばかりの美声をあげるあたし。
息をまともにできなくなり凝視だらけのあたし。
きょとん、と、振り返るヨシくん。
「…?…お、おかえり…??」
「ぬぁ、な、なっ、ナンジャこりゃぁあああぁあぁ!?」
「な、何って…(@Д@;汗汗汗汗汗」
「なななん、何してんの!!???」
「え?え??え?o(;△;)o ?←涙目。」
「何、キッチンのタイル磨いてくれちゃってんのー!?」
「えええ!?…だ、だって、リエ、喜ぶかなって…壁 |дT)o 」
「よ、喜ぶよ(ノ゜⊿゜)ノ??」
「だ、だったらなんでそんなコワイのぉ?Σ( ̄□ ̄ ;)」
「だって、だって磨き王とか使っちゃって(π0π) …」
「こ…これ、水だけで落ちるから好きなんやもん」
「だからって、何もそんな…フグゥォヮアッ!」
「キャc(>ω<)(←笑)!?」
「Σ(T▽T;) …が、ガスレンジまで…!!」
…とにかく。
「アーカタコッタァァ。帰ったらヨシくんに揉んでモラオ。」
という浅はかでフテブテシイ希望虚しく、いや、
そんなことどうでもいいくらいに部屋がピッカピカだった。
山のように溜まっていたはずの洗濯物は
風になびいていた。
あたしは生来、家事(掃除)が嫌いではない。
ダガシカシ!!!
ヨシくんの純粋なあたしへの愛LOVE★⌒ヾ(^-'*)ほどに
あたしは何もしてあげられていないことに猛反省ヾ(_ _。)
こ…コレカラハ週末ガンバリマス…(; ̄ー ̄)汗汗
(…こんなんでヨメサンになれるのか… ( ̄  ̄;) )