POPデザイナーの過去の作品紹介 | POP広告で高利益率の繁盛店に変える方法

POP広告で高利益率の繁盛店に変える方法

「あの店パッとしないよね」と地元客に うすら笑われていた薄汚い小売店を、たった90日で、 気分よく買い物するリピーターのお客様で一杯にして、 高額商品が飛ぶ様に売れる話題の繁盛店に変貌させる サブリミナルPOPの作り方! 」

どーも、ぼーの(こと那須野雄一郎)です。
(ペンネームの意味?)

今日は私のまったく過去の栄光の話で

お恥ずかしい限りなのですが、
そしてちょっと前のはなしですが
2011年二科展に入選したことが
ありました。



入選作なので、なんとあの

国立新美術館に展示されました。

そんなの、もう2度とないかもですね~

まあ、家族は喜んでくれました。

最近その制作のときのメモを発見

したのですが、ふと、この解説を

することによって、皆様のPOP作りの

参考になる点もあるのではないかと

思いまして、その入選作と一緒にご紹介

します。

まあ、とにかく、先にその入選作を
見ていただきましょうか。。。こちらです。


その時のデザイン展の応募のテーマが

「国際森林年」という、森林を大切に
育て、国産の木を使って行きましょうと
いう、もので指定があって、作品もその
テーマに沿ったものということでした。



私としては、結構ちゃんとそのテーマを

きちんと捉えなければならない、と
思ってしまったので、

図書館に通って、

猛勉強しました。

・日本の林業の実態、現状と課題について
・日本の森林について
 木々の種類等々
・林業での作業の流れ、特殊な道具や
 使われている特殊作業車
・日本の森林に生息している
 動物、鳥、昆虫、などなど
・日本の木材で作られている木製品

などなど

宿題の小学生に混じって、絵本からも
学びました
(絵本が意外と一番わかりやすかった!)

日本の森についていろいろ学んで
前提の知識が付きました。

やや勘違いしてそこまで勉強しなくては

と思ってしまいました。

いや、本当に、
だからね、

入選作を見にいったときに、申し訳ない

ですが、他の方ので、ある動物を描いて
いたんですが、

私は心の中で、
その動物は!!
日本の森にとって
かなり害獣ですから!!

とか思ってしまったりしましたもん。

とにかく、でその時のメモ書き
どんな動物をいれたらいいか、
そういうあたりですよね。


で下記下書き、ラフも書きましたよ
いつもどおりやや雑な感じで恐縮ですが、
でも最終形もイメージ出来る物ですよね。



大体イメージ出来た所で実際に作って

行きましたが

これが産みの苦しみか~って感じで

1ヶ月近くかかり疲弊しまくりました。

もちろん主にIllustratorとかを使って

ですね、作っていったんですが、

こういうの一個一個作って行くんですよ。
道具が間違いないかとか確認しながら

林業の流れ確認しながら、



こういう人とかも見えないところも
ちゃんと書いてたり、、、



この方とか、イノシシも害獣か、

という説もあったんですが、いろいろ

調べ直して入れました、可愛いしね、



この飛んでられる方なんかも



鍵盤もピアノ線も実は書いています。
→必要なし。マリンバもかなり精巧に。



こういうの一体・一台つくるのに大体
1日ずつとかかかりまして、死にました。

脳のどこか一部の回路を酷使している

らしく、

しまいには少しやるとすごく疲れて

しまうんですよね。30分とかで。

どっか脳の線が焼き切れる
寸前だったのかもしれません。
あぶないあぶない。

しかも、最後たしか3日くらい寝ないで
修正を続けました。

で、実際、他の入選作や、入賞作も見て

ぶっ飛びました。
えーっつ、そのくらいでもいいんだ!

もちろん、まだまだ自分も及ばない、
すごい人たちも、多かったですよ。

でも準備も含めると、割と手間をかけた

方なんじゃないかなと思いました。

とにかく、POPでもポスターでも
本当に正確性を要するようなものでは、

きちんと勉強してものごとの背景から

学び、それを反映させる事も時には

必要かなと、

まあ、ご参考にしてみたりしてください。

このデザインのことで言うと、

木を育てる、伐採する、利用する、という
流れを3つとか分類にしていい循環を
表すサイクルを表現したかった
のと

森林は、動物のものでもあるので、
動物達も林業や森林の利用を見守って

いるよというメッセージ

あとは、小さいお子さんが指差しながら、
お母さんやお父さんと会話をしながら、
学んで行ける物にできたらいいな
という
思いでした。

また機会作って挑戦したいですね。

なんらかの参考になりました?

自慢だけじゃなかったですよね??

ではまたよろしくお願いいたします。

ぼーの こと 那須野雄一郎