私の意識の中ではちょっと前の放送のような気がしてたんだけれど…
とても嬉しかった『VS嵐』のことを書いておきたいんです。
7月31日放送の対戦ゲストは、佐藤健くん率いる「るろうに剣心」チーム。
そしてプラスワンゲストとして登場したのがアンジャッシュの児嶋さんと、
戦場カメラマンの渡部陽一さんでした
この回の何が嬉しかったかと言うと…
このツーショットを見られたこと
それが本当に嬉しかったのです。
なぜって、私は渡部陽一さんという人が大好きなんです
穏やかな佇まい…思わずつられてしまいそうなチャーミングな笑顔…
「喋り方が変」と言われるほど独特な話し方。
そのどれもが人を安心させる温かさを感じさせますよね。
いつだったか、渡部さんがトーク番組に出演していたとき、サプライズで奥様からの手紙が披露されたことがありました。その手紙に書かれていた渡部さんの普段の様子というのが、テレビ画面を通して見ている渡部さんの誠実な姿そのままだったので、ますます好きになってしまいました。
過酷な戦場の最前線に赴きながらも、そうしたことを微塵も感じさせない「心の安定感」とでも言うのでしょうか…?
飄々として見えて、実は一本筋が通っている…芯の強さを感じます。
この番組の直前も、紛争の続くウクライナにいたそうです。バラエティの雰囲気を壊すことなく、その事実を実にさらりと言ってのけるあたりさすがだなぁと感心しました。
以前はバラエティ番組に出ることに葛藤もあったそうですが、自分がそうした番組に出て戦場カメラマンの認知度があがることで、戦地の現状を知ってもらえるのであればと考え、出演をされているようです。
また、戦地に行くための資金づくりのためでもあるとのことでした。
私が一番感動したのは、
「いつか世界から戦争がなくなり、戦場カメラマンの仕事がなくなったら、学校カメラマンになりたい。それが私の夢です。」
という渡部さんの言葉です。
戦争の悲惨さを知っているからこそ口に出来る言葉ではないでしょうか
また、戦争の一番の犠牲者は子ども達だということを多くの人に伝えるため、戦渦の子ども達の姿を撮影することに力を注いでいるとも言います。
己に厳しく、弱者に対してはとても優しいんですね。
これはかなり私の偏見なんですけれど…仕事の内容は違いますが、なんかね、ちょっと大野君と似てる気がする。
あの、柔らかい雰囲気や、一見たよりなさそうに見えて、実はかなり「出来る男」であることも。
そうそう、大野君との共通点と言えばね、渡部さんも海釣りが趣味なんですって
渡部さん効果だったのか、この日は「超絶負けず嫌い」な佐藤健君チームとの対戦だったにもかかわらず、なんだかホンワカした雰囲気が漂ってましたね。 たとえば…
カートに乗ってゲームの作戦について話しているマツジュンをじーっと見ていた大野君が突然
「マツジュン…なんか可愛いね」
と口走ると、
「え?公園でボートに乗ってる人みたい?」
と、ちょっと照れた様子で、でも嬉しそうなマツジュンでした
ここのところ、ちょくちょくテレビで渡部さんの姿を目にします。
(『ピカンチ』にもVTR出演していたしね。)
資金調達ができたら、また世界の危険地帯に出かけて行くのでしょうか…
死と隣り合わせの現場で文字通り命がけの仕事。
どうか、ご無事で…活躍されることをお祈りしています。
今宵のBGMは
森山直太朗 の 『夏の終わり』
おやすみなさい