1998.10.28(群馬県民の日)

@群馬県民会館

 

 WE' BROS TOUR 98
「LIKE A HURRICANE」

 

 

長い音楽活動休止期間のあとの

久々のましゃのライブ。
待ちに待ったライブだった。

でも、やはり

この日もBROS.先行でも

チケットはとれなかった...。
 

そして、

イベンターのメンバーズの

先行でもハズレ。


 

何故ぇ~~

地元群馬でましゃに

会えないのぉ~~~。
 

とかなり落ち込んでいたところ、
なんと!なんと!

会社の友達が一般でチケットをGET!


それも1階ド真ん中10列目という、
今までで最高の席!!


そんなこともあってか、

もう、めちゃめちゃ

緊張しまくりで
ライブ直前まで体調不良。

食べ物も喉を通らない状態だった。
 

でも、いざ、ライブが始まったら、

それまでの私は

どこかへいっていた。(笑)

 

久々のましゃのライブの

最初の曲「HELLO」
もう、いきなりハイテンション。


そして「約束の丘」と続き、
みんな拳をあげて

ましゃと既に一体化していた。
 

そのあとは

「LIKE A HURRICANE」
ましゃの腰つきと

手の振りにゆらゆら~ふらふら~と。
怒濤のオープニング3曲だった。


 

ありがとぉ~~

ぐんまぁ~
久しぶりぃ~~

 

今日は髪の毛も染めて、

群馬で初披露!
久しぶりに会えた

ということで

楽しい夜にしよう!

と挨拶。

 

 

この”髪の毛を染めた”

というましゃの発言に

ただただびっくり。
 

今までのましゃからは

考えられないことであり。
とても衝撃的なひとことだった。


そして「愛は風のように」

HURRICANEのあとに

心地よい風を感じ。

「Heart」では、

長い休養期間を終えて

新たな出発をしたましゃの姿と、

その詩が重なって見えて

胸にぐっとこみあげて

くるものがありました。

そして

「80proof」

そして、そして、

私の大好きな「you」


この曲をしっとりと歌いあげて、

もう夢見心地。


ただ、この「you」の時に

打ち込みのベース音が

大きすぎて歪んで割れて聞えて、
ちょっと残念だなぁ...

と思っりして...。

 

久しぶりだね~ぐんま~。
お元気でしたか~?


との問いに会場から

”いえ~い!”

大きな返事がかえってきて

ホント、元気だね~

と驚くましゃ。
 

 

そして・・・
どんなもんですか?

この髪の色?
どんな色に見える?

これ緑色なんですよ。

というましゃの発言に

会場から驚きの声。



なんかマリモみたいでしょ。
フクヤマリモちゃんですっ。


そういわれれば、

あのツンツン頭に緑色は、

まさにフクヤマリモ


この日が、

このフクヤマリモ

初お披露目の日だったのです。

メンバー紹介の時にも、自分を紹介する時に、
ども・・

フクヤマリモですっ
とおちゃらけてみたりして。(笑)

 


ましゃ曰く

この髪は群馬のライブの前日に

染めたもので、
 

長いツアーなので

その気分転換を兼ねて、
前日に美容院に行って来たとのこと。

 

自分ではコレといって

決まった髪型や、
こうしたいというものが

なかったので

美容院の人にまかせたら、
 

本を読んでて、

ふと鏡を見たら真っ白で。(笑)


そして今度見たら

緑色になっててびっくりした。

という。(笑)

 

 

そんな話しをしながら、
次のアコースティックコーナー

へと移っていった。

ここからはみんなと、

より近くになれるように

ということで、
 

ステージの前方ギリギリに

横一直線に椅子を並べ、
その中央にましゃが座っていた。


このコーナーでは、

ましゃは銀プチの

眼鏡をかけていたが、
そのお顔がまたステキで

うっとり❤



アコースティックコーナー

最初の曲は「Calling」


この曲も久々だけど

アレンジがすごく

よかったことを憶えている。

 


このコーナーでは、

曲と曲の間にかなり長く、

ましゃのトークがあって
ほとんどご当地ネタで

盛り上がっていた。

 

今日は群馬県民の日てことで

学校とかは休日なんでしょ?
なんで群馬県民の日なの?


と言うましゃの問いに

会場から...

知らな~いとの答えに

まりもちゃんもわからな~い。

と、おどけてみせたり。

 

 

会場から

長崎は県民の日ってないの?

という声に

長崎はないよ。
群馬は異常なんだってば。
埼玉はあるの?

神奈川はあるの?

と他の県民の日が

あるかどうか確認し、
そのあと、まだまだ、

ましゃのトークは続いていた。



今日、群馬まで

新幹線で来て

高崎駅に降りたら

風が強くて、
 

ここに来る間に

懐かしい臭いがして。。
肥料の。。
あばあちゃんちのことを

思いだしながら
目を閉じて香を思い出して。


などなど・・
久々ということもあるのだろうか。
とにかく喋る喋る!!



そのましゃのトークに

会場も容赦なくツッコミを入れ、


その声が、

あまりにも揃いすぎていて
まるで「サトウの御飯」の

CMのようだという。(笑)


ましゃの発言が大ウケ!
この日は何度も

この「サトウの御飯」を

連呼していた。

 

 

そして次の曲は

「Moon」

私の大好きで大好きで、

たまらない曲。
 

この曲を、この群馬の空の下で。
それも、目の前で、この歌を。

この日のこと。
この歌声。
ずっと忘れない...。



そして、この曲が終わったあと。
またここでご当地ネタで喋る喋る!(笑)

高崎観音て知ってる?
とメンバーみんなに問い掛ける。


するとSAXの佐藤公彦さんか

バンマスの富田素弘さんの

どちらか忘れたが、
実家が新潟で、

帰る時に高崎駅で

名物のだるま弁当を買って、
家に帰ってから

それを貯金箱にしたこと。
 

観音様には

行ったことはないけれど

電車から見えた

という話しをしてくれて。

 

あの観音様って

別れの神様らしいよね。
なんでもジェラシーを

妬くとかで。
 

でも、高崎の白衣観音は

眺めが良くてね、
実はちょくちょく

来ていたんですよ。

この発言に会場から

え゛ぇぇ~~~~!!!”

という驚きの悲鳴がっ。

まさか、ましゃが

高崎にちょくちょく

来てたなんて。。


うっそ~。

信じられないぃ~。

いや~ん。
 

ここで、すかさず・・・
”誰と?別れたくなったら

来てたの?”
と鋭いツッコミが入る。(笑)

でもましゃは、

それには答えず。(笑)
お得意の巧みなトークで、

それをかわす。。

 

また機会があったら来てみたいなぁ。
夜景が奇麗なんですよ。
観音様、光ってて。


ここで佐藤公彦さんが

観音様の真似をする。
それを見たましゃが

調子にのって、また、喋る喋る。(笑)

 

で・・観音様って動くんですよ。
ここで、こう操作すると・・・
(とリモコンをいじくる

真似をしながら)
ミシミシ~~~って。


すると、

ステージ上の佐藤観音が

ミシッミシッと動く。

で・・

いらっしゃいませして。

と言うと

佐藤観音がいらっしゃいませをして。

そして、

空を飛ぶ?マジンガーZみたく?

と言うましゃの命令には、

さすがの佐藤観音も

空は飛べなかった。(笑)


こんな感じで、

とりとめなくましゃの

楽しいトークは続いていった。

 

そして次の曲は

「巻き戻した夏」

 

ましゃ自身が

惚れ惚れとするという

曲である。
 

ステージは

夏の終わりの夕焼け色に

ライティングされ、
アコギでしっとりと歌いあげる。

 

「SING A SONG」の中でも、

もっともぶ厚いサウンドのこの曲が、
アコースティックに

哀愁を感じさせるような

アレンジにしあがっていた。


ましゃはこの曲の間、

ずっと目を閉じて歌っていて、
そんな、目の前の

ましゃの姿にうっとりと。。

 

みんな、

いい夏を過ごしたかな?
ん?

そうか、うんうん。

と言った時のましゃの表情。
忘れられない。



今、思うと、

あのFT資生堂の

シャンプーのCM。
 

潤ってますか?

ぐふっ❤
と笑った時の

あの表情に似ていたような気がする。


そして

「ALL MY LOVING」
アコースティックバージョン。


ブルースハープとアコギで

ポップな感じに仕上がっていた。

 

ここで

アコースティックコーナーは

終わり。

しばらくの間のあと

会場に灯がともった。
 

「You can Dance」
ラテンのリズムにノリノリ~♪



そして

「僕等の愛は今日も忙しい」

「遠い旅」と続く。

「遠い旅」では

最後のほう、ステージ上に

キラリと流れ星が。。。


この星が流れた時間帯に、

実は、群馬県上空では

大変なことが起こっていた。

ライブの翌日の

新聞「上毛新聞」によると、
この日、赤城山上空から

前橋方面に向かって
火の玉のようなものが

飛んでいるのが見えたとのこと。


赤い光が突然見え、

緑色に変わって落ちていった。
という情報が多数寄せられ、
専門家によると、

これは「流星」で、

とても珍しい現象だとか。

なんと!
ステージで星が流れた時、
群馬上空では「赤い流星」が

流れていたのだ!!



そして

このあと

前代未聞のアクシデント発生!

新曲「Peach!!」

イントロが聞こえたと思ったら

急に音が止まった。。

 

ましゃ曰く、
「何かが起こる

群馬県民の日」!!(笑)

このイントロのところで

コンピュータのシステムが

突然壊れてしまい、
しばし中断。

 

謎の赤い流星のせいなのか?

未だにそれは謎である。

 

そのシステムが治るまで、

急遽、「福ちゃんの

”Peach!!”振り付け講座」となり
ましゃの生声の指導により、
みんなで”TU TU TU”の

振りを練習。

はいっ1階。

はいっ2階。

はい、もう一回。

そんな感じでしばしの間、

ましゃと練習し、

なんだかすごく得した気分。


そのあと無事に

コンピューターシステムが治り、
この振り付け講座の成果もあってか
会場一体となってノリノリ~。


 

その勢いにのったままGood job」
「Hard Luck Lover」
「風をさがしてる」

「追憶の雨の中」
「MELODY」

と続き、会場みんなで大合唱!
ひとつになって最高潮に達した。


 

 

そしてアンコール。
アコギをもってましゃが登場!

ジャ~ン!と

ギターをかき鳴らし

「もっとそばにきて」

 

そして、

ここでも何かが起こる

「群馬県民の日」。

なんと、ましゃが!!
”ぐんま~~”

と言うところを間違って
”名古屋ぁ~~~”

と叫んでしまったのだ。

会場からは

ブーイングの嵐!(笑)
 

でも、いいのいいの。

そんなことは関係ない。
なんてたって、

今日は群馬県民の日だもの〜。
なんでもあり~。


もっと、そばに来て!

ましゃ!

って感じで

「WOH WOW」で飛んで跳ねて
「明日へのマーチ」で大合唱。


 

そして、

最後の曲は「FELLOW」
この曲は、ましゃの故郷、

長崎を思って歌った曲。
 

今回のツアーも全国を巡り、
それぞれの地で、

それぞれが自分の故郷を思って

聴いたことでしょう。

 

そして...

このライブが終わったあと、
一緒にいった友達が

息も絶え絶え

興奮状態で言いました。

「福山!最高!」

ちなみに...

彼女は布袋さんや

YAZAWAのファンです。(笑)


今まで、

いろんなライブに行ったけど、
こんなにノリノリで

楽しめたライブはないと。

 


私も久々に

ましゃに会えたという嬉しさと

感動で胸がいっぱいでした。

”ライブでバイブ”
これが、その当時の合言葉でした。


 

”バイブできたかい?”
と今、ましゃに問いかけられたとしたら・・

”思いっきりバイブできました”
と答えます。


 

「何かが起こる群馬県民の日」。

この言葉どおり、

最後の最後まで

ハプニング続きの日でした。


ライブの帰り、

車を運転して家に帰る途中。

何故か道を一本曲がりそこねて、

そこから先は道に迷ってしまい、


普段なら

車で30分くらいの所を

1時間以上もかかって
やっと家に

辿りついたのでした。

 

本当にハプニング続きの

ライブだったけど、
そういうライブだったからこそ
今でも私の中で

鮮明に残っているのかも

しれませんね。

 

こんなに、

ましゃを身近に感じられるライブ。
各地方でのツアーライブを、

また、いつかやって欲しいと
切に思う今日この頃です。

そして、

ましゃが残した

福山雅治群馬伝説。
 

これからも、

もっともっと、

この伝説の続きを

作っていって欲しいなぁ...
と思います。

 


で...

その福山雅治群馬伝説とは

どんなものなのか。。

 

次のレポで...

 

 

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