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以前にあじさい刺しに使った糸、残りを何に使うか迷って綾刺しにしました。
柔らかい色合いはピッタリですが、20/5の糸は少し太かったようです。
綾刺しを商品化する前に、20/6、20/4、20/3の糸で試して、20/4に落ち着いた経緯があります。
20/5はまだだったので試してみました。
色合いはとても合っていて吸水性も良くはなっています。
でもこの文様は繊細な雰囲気も大事だと思っているので…ギリギリ微妙なラインですね。

太過ぎたと感じたのは裏側のせいかもしれません。
今回から裏側にも糸をかけました。
理由は2つあります。
1つは、minneの販売を待ってくださっている方3人から「模倣品が販売されている」とメッセージをいただいたこと。
写真も添付してあり見ましたが、誰が刺しても似たような糸を使えば同じになりますよね。
他の手芸品も販売されている方とのことなので、その方が変な見方をされないようオリジナリティを出そうと決意しました。

もう1つの理由は、綾刺しは横方向に負荷がかかる文様であるのが気になっていたことです。
縦が1に対して横が2、糸も横方向にかける文様です。
横方向に偏って負荷がかかります。
商品化している文様は、基本的には縦横に均等に負荷がかかるものと決めています。
ずっと悩んでいて、1つ目の理由と合わせて考えて、裏側に逆方向に糸をかけることを思いつきました。
友人に見せたところ、「裏の方が可愛い!」と言われました(笑)
確かに亀甲を小花が繋いでいるように見えて可愛いです。
かけ糸に使ったのはアトリエKazuさんの単色細糸です。
絶妙な色合いで段染め糸としっくり馴染みました。

綾刺しの両面に糸をかけることと裏側の糸のかけ方は、発想力に乏しい私なりに考えて悩んで生み出しました。
どうか安易に真似て商品化するのはご遠慮ください。
長くなり、そして何様的な発言も…スミマセン。
最後までお付き合いください、ありがとうございます。