今回は「英語絵本の読み聞かせ」の話ではない。記録として書き留めておきたいことが起こった。

ちょっとした変化に気づくことが、いろいろなことをつないでいった日だった。

 

先日、会社で朝礼が始まるころ、父のケアマネジャーから連絡が携帯に入る。

「お父様と連絡が取れないのですが、

どこか出かけられるとおっしゃってましたか?」

"いえ、何も。私から連絡を取ってみます。・・・。折り返し連絡します。"

10分後、再度ケアマネと連絡を取るといろんなことが判明。

 

第一報の連絡は、父が利用している個別ごみ収集のサービスでごみ箱にごみが捨てられていなかったことが発端でかかってきた。
収集業者から連絡がケアマネに入り、私に確認の連絡が入ってきたのだ。

少し前に、体調を崩し入院したことをきっかけに

ケアマネからの提案で申し込んだサービス。

このように見守ってもらえているとは。

 

私は急遽仕事を休みにしてもらい、実家に帰ることに。実家に着くまでに出来る事と思案し、

近所で家族ぐるみのお付き合いをしている方に連絡、ベルをならしてもらい、ケアマネが到着するのを待ってもらった。

また、その間、姉、夫からも実家に連絡を入れてもらった。
実家までの片道2時間を急いで帰りながら、ご近所さんとl LINEで状況把握をした。

ケアマネが到着し、「警察に連絡をするがよいか?」とのことで、OKをだし、
約20分後、警察、救急とレスキューの方が到着。
運のよいことに窓のカギが開いていたので、レスキューの方が家に入り、父の生存確認をしてくださった。

 

ご近所さんからのlLINEで、
「お父様の意識がありま」・・・で 文章が止まり

えっ、どっち?  しばらく電車のなかで携帯を眺めていたら、

「あります。」と


ホッとした。

心の中でガッツポーズをしたが、

 

いつから倒れていたんだ父は・・・
実家の最寄りの駅につくにはあと20分ほどかかる、どうなるんだ・・・。
しばらくしたら、父の携帯から電話が。

出てみると救急隊員からだった。

現場状況の説明と事実確認がその電話で始まった。
電車の中だったが、もう致し方ない、”周りの方すみません。”との思いで会話をする。

 

「テーブルの上に食べかけのお弁当があります。これは晩御飯でしょうか?」
“はい”
「お父様は時間の感覚はちゃんとありますか」

“はい、大丈夫です。’

「足がもつれて倒れたといっていますが、

そのようなことはありますか」

“はい、最近、脚よわっています。”

などなど、

 

同じような質問を第二緊急連絡先の姉のところにもあったようだった。

 

しばらくしてまた電話、今度は見知らぬ番号で

この非常事態なので、何かの連絡だろう。

出てみると救急隊員から、「搬送先がきまりました。」

私の自宅近くの病院で、一か月前まで父が入院していたところだった。

「もう間もなくつきます。直接病院に来られてください。」

なんと、ありがたい電話。ありがとうございます。

ちょうど自宅最寄りの駅に着くころだった。

 

続く