今日、雨の中


栃木県小山市から、いちご農家の関さんが、
挨拶に来てくださいました。


当店のが使用するイチゴは

「雷峰」(らいほう)という品種で


栃木県鹿沼市の

市川さんという方が、開発した品種です。



「とちおとめ」や「あまおう」といった
いわゆるフルーツ店に並ぶイチゴではなく


ショートケーキにぴったりの


果肉がしっかりしてて、酸味も適度にあり

生クリームとの相性がピッタリの品種です。



いちごケーキ


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(前)横浜本店 「雷峰タルト」


池袋店は雷峰イチゴを

「二人のショート」に使用しています。

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この雷峰イチゴは

市川さん主宰の「雷峰研究会」の会員だけが

作っているイチゴなんです。


今は、栃木グループと、北海道の4人だけなんだそうです。

それほど、栽培が大変ということらしいです。



作る手間もかかるし、まだ量産が出来ない状態のため
農協も通さず、契約の店だけに卸しています。



「とちおとめ」の1.5倍のお値段ですが
持ちも長いし、そしてケーキとの相性抜群で、美味しいので、
ありがたく納入していただいてます。



関さんは元々「とちおとめ」のいちご園を行っていましたが


最近、会長の市川さんが体調がすぐれないため
市川さんに代わり、当店のいちごを作って下さっています。



当店がなぜ「いちご」にこだわるかというと


ケーキには、イチゴが一年中必要ですので



初夏から秋にかけて、
国産のイチゴが手に入らないこと


「あまおう」や「とちおとめ」などの
糖度の高いイチゴでは、


ケーキを楽しむというより


イチゴそのものの甘さを、楽しむ事になり
生クリームやスポンジとの一体感というか
バランスがよくない。



また、柔らかいイチゴは、
傷みやすくなり、ケーキの上で、
色が変わって、黒くなってしまったりする。




しかし「雷峰」といえど、
そろそろシーズンが終わるので
秋まで、お休みします。のご挨拶だった。


このシーズン中に雷峰が食べたくなったら

今週中(6/7まで)に、夢本舗の本店に来てください。