今日発売の週プロの裏表紙に私がいます。
ここに出稿してくれたガンプロに感謝。頑張らないといけません。
ここの枠は出稿すれば掲載される広告の枠なわけですが、それでもそこに単独で自分が掲載されている意味は大きいことです。
話変わって、名古屋のテレビ局のときの僕の仕事はテレビのCMの枠を売って、そこにCMなり広告を埋める仕事でした。でも今思えば仕組みが全然よくわかっていませんでした。
テレビ欄のような大きなペライチの紙に自社の番組が一覧になってて、そこにCMの枠があって。当然ゴールデンの配置は値段が高くなるし、深夜帯だと安くなる。
でもどうやって契約をとりつけるのか、よくわからないまま辞めたし、そこの仕事にモチベーションを見つける前に、僕は自己表現がしたかったので、苦しくてしょうがなかったことを思い出します。
数ヶ月の研修が終わって、独り立ち、引き継ぎや担当が決まったり。博報堂の人が僕の担当になるということで、二人三脚になろうとしたタイミングで僕に限界がきてしまいました。確か竹田さんという方だったと思います。竹田さんの印象はとても良くて、イイお兄ちゃんという雰囲気でした。
あのまま竹田さんとCMの枠をどうこうする仕事をしていたらどうなってたのでしょう。想像がつきません。
とは言えこうして時間が経過して週プロの裏に自分がいたことも想像がつきませんでした。
広告の枠一つでも、僕は関わり方を変えて関わっているんですね。
何かの間違いで竹田さんが週プロを手に取ってくれたらドラマチックですね。
沢山怒られたこと、名古屋で沢山泣いたこと、先輩に連れてかれるランチが憂鬱だったこと、辞令交付の直後にトイレに駆け込んでゲロ吐いたこと、楽しみは配給会社の試写会だったこと。土日はほとんど映画館に行ったこと。
色んなことがありましたが、新卒の一度しかないカードで僕は就職活動をしてよかったと思いますし、テレビ局に入社して良かったと思います。あそこに僕の原点の一つが眠っています。
今回の裏表紙の枠に入ったことで、僕が売ろうとしていた中京テレビのCM枠にまで頭が連想してしまった。記憶は結びついて強度になる。
この経験を強みにして明日も気合いで生きます