記者会見、編集、トークショーと駆け抜けた一日。


前日はガツンとガンプロ興行で大ダメージを受けた。なんとか気合いとタフネスで生きないと


記者会見は3本立てだったが、鈴木さんの存在感と、ウナギさん、まなせの話題を作ろうとするチカラを感じました。


鈴木さんは鈴木さん。鈴木さんの普遍的なスタンスと、今もなお、鈴木さんであるということの凄味。


鈴木さんが50代になってからも楽しいぞと、控室で仰っていて、まだまだ進化する姿勢が

とてもかっこよかった。


女子の二人は瞬間最大風速を作らなくてはいけないんだ!という気持ちを感じた。これは強みだ。


3本立てで、1番数字がないのが私と大家健なのだが、その数字に惑わされることなく、私は私の主張をした。そこには嘘偽りがないので、語尾が強くなる。自分も恐ろしいくらいに入り込んでいて。大家健とのメーンイベントは何らかの集大成になるという予感がした。



大家健の言葉は、「相変わらずだなあ」というのと「らしいなあ」というのが行ったり来たりした。大家健は素直な人で、その素直さの一長一短がしっかりと長すぎる気もする演説に込められていた。彼の強みも弱みも剥き出しの大家健が仕上がっていると感じた。そんなぐちゃぐちゃになった大家健が強いのだ。いいぞ、いいぞ。


夜はトークショーだった。


須山伯爵も、翔太もお喋りが大好きだ。ちゃんとそれが芸になっていて定期イベントになってるのだから感心します。



色んなレスラーや、アメリカマット界の話なども聞きつつ、自分のことについて考えた。


プロレスのサクセス、成功例というものが仮にあるとして、


私は私の生き方があり、私の型があるから、どれにも当てはまらないし、既にある道に無理して当てはめなくてもいいと感じた。


私は私らしい型を構築していく今の過程と作業を楽しくやっている。少しずつトライアンドエラーもしながら。今、何屋か分からないような状態が実に面白いからだ。


始まりであるデビューの仕方も練習生期間がなく学生プロレスの経験だけと、特殊企画興行でデビューするというもうよくわからない状態。


就職してプロレスはやらないと思っていたし、まさか再びガンプロでプロレスをやっていることになっているとは思わなかった。


行き当たりばったりだが、行き当たりばったりが道を作ってくれていた。お客さんの分母は少ないかもしれないが、素晴らしいお客さんに見てもらっていると思う。エールの交換が出来ていると感じる。

 

その歩みは既存の型がなかったものだと思います。


自分の型を、自分の方法を気づいたら模索していたのかもしれない。


後に続いてくれる人はいないが、自分の背中で何か伝えられたらいいなと思う。