大将、電力爆破、鶴見青果市場、それは天国のようだった。コロナ禍の鬱屈とした声を出したくとも出せない叫びが代弁されたかのように空中爆破となる。エネルギーの放出を制限された大仁田厚さんの、それでもダダ漏れるエネルギーに、ヒューマニズムが沁みる。何をやってもいいと言わんばかりにあまりの懐の深さにビックリさせられる鶴見青果市場のよきバイブス。野菜の段ボール、守衛のおばちゃん、手書きの看板、石油ストーブ、それらは幸福感に。


リッキー・フジさんがいて、声をかけてもらえて。大仁田さんにも声をかけていただいて。


気づいたらヒューマニズムのようなサムシングに満たされて泣いていた。


戻っても仕事。運転して新宿へと帰る。

余韻もあったもんじゃないが、思い出せる余韻は心の貯金でしょうか。


爆破が人間を炙り出す。生を炙り出す。

不思議だけど、大好きな空間にいれた。


仕事で疲れきったが、思い出すと、とても沁みてきます。


マイケル・チミノの映画に「天国の門」ってあったな。そんな感覚。ありがとうございました。