久々のDDT3連戦帯同。

こんなにくたびれるもんだっけ?

と思うほどにくたびれたけども、こうして全国を回って旅をするのがザ・レスラーであります。私も撮影でなく、試合で全国巡業連戦とかしてみたいものです。


最終戦の福島大会、コーディ・ホール選手が第1試合に。第1試合から2m越えのコーディが見れる。プロレス興行にかかる最初のエンジンとしては最高です。アントンさんとのタッグはさらに彼の姿をよりチャーミングにも見せてくれて、微笑ましくなります。


そんなコーディの所作の一つ一つがやはりお父様であるスコット・ホール選手を彷彿とさせて、とにかく感動します。


今回の移動バスの隣にはコーディ。私は拙い英語で、「貴方を観ているとお父様であるスコット・ホールさんを想起させる。エキサイティングする」と思わず伝えてしまいました。


(ゆで卵とコーディの組み合わせはとてもほっこりします。)




彼は「父は偉大だが、自分はとても小さな存在だ」と謙遜していました。


その後、コーディは私に夢を語りました。

コーディは夢を持って、日本のプロレスに取り組んでいるのだと思いました。お父さんの偉大さや存在感ともきっと同時に闘っているのだろうと思います。


コーディは私にいつからプロレスをやっているの?と尋ねましたが、私は「学生プロレス」のことを上手く説明出来ませんでした。とりあえずビデオの制作とプロレスをやっていることは伝えられました。


コーディはとてもフランクな男で、

「君はおっぱいとお尻はどちらが好きなんだ?」

と聞かれましたので、

「私はおっぱいより、お尻よりもお腹が好きだ」

と言いましたら、コーディは爆笑していました。


 そんな他愛もないことを話しながら、私も夢があることを思い出しました。インディーズの映画作品を作り世界の映画祭を巡りたいということです。かつて日本の変わった文化、風景を撮り、英語字幕を付けて世界に何かを伝えようとしたあの一連の作業が妙にエキサイティングしたことを覚えています。なんでそうしたことが今出来ていないのか、取り組めていないのか、いややろうとしてたのか、してなかったのか。ウダウダしていた自分を戒めたい気持ちでいっぱい。


兎にも角にも、あんな大きなカラダで生きるコーディから一方的にエネルギーをもらったぞい。

(お箸とコーディ。)


thank you.