ぽちゃじょ旗揚げ戦が近づいています。
近日中に記者会見をする予定です。

そもそもなんでこれをやろうと思ったか。
これは一種の僕にとってのセルフドキュメンタリーだからです。

自分がぽっちゃりしてる人を好きだと自覚するようになったのがおそらく中学から高校時代の頃で。
なんとなく脚が太い女の子を好んでいるような自覚があった。

ヤングジャンプの水着100みたいな企画で100人くらいのグラドルがいる中、ウエストの表記が63の人が一人だけいて、その人のことがとにかく気になった。

プロレスを好きになった10代。プロレスの中継番組をVHSの3倍録画でよく録画していた。
と、同時にそのテープの中に「トゥナイト2」だとか、「ミニスカポリス」だとかを親にバレないように一緒に録画していた。やっぱり一時停止して、コマ送りして見ていたのは恰幅のいいグラドルだった。
誤解を恐れずに言えばプロレスへの目覚めと、僕の性への目覚めはほぼ同時期に始まっている。そして一本のVHSにはそういったことが混在してテープに収録されていたのだ。

今、思えばあのVHSの中に入っていたのは紛れもなく「自分」だった。まだ何者でもないが、自分の嗜好の原点はそこにあった。プロレス中継を録画しようとすると、違う番組も録画されている。それは自分の思春期の目覚めが記録されていた。

そうした出来事の中で、成人になり、そして社会へと放り出された。
未だに不完全な人間であることには異論がない。

しかし、好きなものはより明確になった。プロレスもそういったものも今でもより強固な自分のアイデンティティーである。

「ぽっちゃり」好きというのはあまり一般的ではないらしい。
一般的に理想とされるのはスレンダーな体型で、皆そのような体型を目指してジムに行ったり、フィットネスの活動をしたりすることも今ではブームになっているらしい。

中学、高校と生きてきて中で、何故か太めの女の子を好むことに後ろめたさがあったのは一体なんだったのだろう。
中学時代に村上というクラスの男が僕の好きだった子を「脚が太いからダメだな」と吐き捨てた時、僕に芽生えた殺意。

高校時代、自分が好きだった子が「デブ」とやはり高圧的な男子はそう言った。何故か後ろめたさを感じて僕はこの人のことを好きになってはいけないのか。。。と思考転換しなくてはならなかった。

私はあの時、開き直れなかった自分を悔いている。そいつらと喧嘩をしなかったことを実に悔いている。
お前たちに自分の好みを分かってもらいたいという気持ちは微塵もない。だからと言って、お前たちに彼女たちを否定する権利はないだろう。だいたいお前たちは何でいつもそう偉そうなんだ。スレンダーな女性こそが何故いつも上位概念にあるんだ。そしてその世間の風潮って一体何なんだ。

次第にそういう思いが僕の中で誇大化していった。

そんなの後ろめたいことじゃないし、誰かに揶揄されることでもない。
世間の一般的な風潮に自分が合わせることはない。

そういった意味では社会に出た方が楽だった。それを受け入れる土壌が小さい世界ながらあると分かる瞬間や空間があったからだ。
しかしまだまだそういった「場所」は依然として少ない。それを広めたいとか、まだそこまでの志があるわけではないけど。
とは言え、自分がかつて持っていた「後ろめたさ」には決着をつけたい。

言いたいことも言えなかった10代の弱かった自分が、好きなことは好きと、少しは言えるようになった自分によって成仏させる。
そんな時間が必要だと思った。これはあくまで私の主観だが、少しでも賛同してくれる人がいて、そんな運動を見てみたいと思う人がいるならば、是非見にきて欲しいと思う。


チケット予約はこちらまで


○スペシャル・ポチャリブレ・マッチ~可憐なポチャドーラたちによるファーストインパクト~
ダパンプ松本<西荻おざしきプロレス> vs ビューティー鈴木<ぽっちゃり女子プロレス>
※あのALL DOINにも衝撃的な参戦を果たした5代目タイガーマスク(自称)が在籍する西荻おざしきプロレスから、秘密兵器であるダパンプ松本選手が襲来。対するはぽちゃじょを代表する選手の一人であるビューティー鈴木が参戦。主に六本木界隈で活動をしている鈴木だが、ぽちゃじょ屈指の試合巧者との呼び声高く“ミス・ショータイム”という二つ名も存在している。果たして両者の激突はどんな化学反応を起こすのか? 王子のリングが激しく揺れるとき、両選手の腹肉も揺れる!? ぽちゃじょファンなら見逃せない一戦だ!
 
<既報参戦選手>
まなせゆうな
 
◆三苫うみスペシャルライブショー
人気セクシー女優である三苫うみさんが本大会を祝すべく特別参加。今回、三苫さんのご好意により、ぽちゃじょでしか見られないスペシャルライブショーを披露していただきます。団体代表の今成も仕事そっちのけで楽しみにしています。
 
◆冨永真一郎が実況アナウンサーとして来場
本大会には当団体代表でもある今成と公私共に親交が深い冨永真一郎選手に会場実況をしていただきます。かつては“鶯谷の貴公子”として名だたる功績を残してきた冨永氏。そんな冨永氏による名実況がポチャドーラたちのファイトを彩ります。
 
◆追加参戦選手としまして、ぽちゃじょの対抗勢力である「マッド・スレンダー軍」から春日萌花、HARUKAZEの参戦が決定しました。
 
【大会名】ぽっちゃり女子プロレス旗揚げ戦『レッスル&ぽちゃティブ』
【日時】2019年4月14日(日) 開場15:00 開始15:30
【会場】東京・王子Basement MON☆STAR
【席種】全席自由・立見席3,500円(当日4,000円)、3大会通し自由・立見席9,000円(当日9,500円)
※3大会通し券は同日12:00開始のガンバレ☆プロレス、18:30開始の石井慧介プロデュース興行を観戦できます。
※当日ドリンク代として別途500円が必要となります。