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ゴールデンウィークに、家族で3泊4日の大阪旅行に行ってきました
今回は、発達障害グレーゾーンの5歳の息子「はるくん」にとっても初めての本格的な旅行。
旅行という「非日常」の中で、少しでも不安を和らげるために、
**写真やイラストがたっぷりの「見える化スケジュール表」**を用意してみました。
見える化スケジュールとは?
今回作った「見える化スケジュール」は、
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その日行く場所を写真とイラストで表示
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行き先に行けたら、そこにシールを貼れる仕組み
という、とてもシンプルな旅のしおりです。
「今日はどこに行くの?」
「このあとは何するの?」
という不安を、スケジュールの“見える化”で安心に変えるのが目的でした。
いざ!大阪旅行スタート!……しかし、まさかの展開に(笑)
「ここに行けたらシールを貼ろうね!」
そう伝えて渡したスケジュール表でしたが……
はるくん、まさかの**“いきなり全部シールを貼ってしまう”事件**が発生
どうやら、「順番に」「達成後に」というルールまでは理解が難しかったようです。
けれど、「次は〇〇に行くよ!」という声かけには、
なんとなく理解して動けていた様子も見られました。
発達グレーの子どもにとって「旅行」は誘惑がいっぱい!
大阪は、見るもの・乗るもの・食べるもの、すべてが新鮮。
はるくんにとっては、刺激の多い場所でもあります。
難波に向かう電車に乗ったときには
「もっと乗りたかった〜!」と大泣きする場面もありました。
また、急に
「ドン・キホーテの観覧車に乗りたい!」
「船に乗りたい!」
といった、その場で気になったことをやりたくなる衝動もたくさん。
旅行は“予定どおり”にいかないことも多かったですが、
一番大事なのは「はるくんのペース」に合わせること。
無理をせず、予定を入れ替えたり、省略したりしながら過ごしました。
驚きの成長も見られた!
特に印象的だったのは、「船に乗りたい!」と言ったときのやりとりです。
チケット売り場に長い列ができていて、並ぶ必要がありました。
そこで私は「乗りたいなら、ここに並ばないと乗れないよ。待てる?」と聞きました。
すると、はるくんは「待てる」と返事。
私はその言葉を信じて一緒に並びました。
結果、なんと一度もぐずらずにしっかり順番を待てたんです!
乗り終えた後はニコニコの笑顔で、「たのしかった!」と一言。
「ちゃんと順番を守る」「待つことができる」
——1年前のはるくんには難しかったことが、今回少しできるようになっていて、
とても感動しました。
待つことができたはるくんに、わたしはめちゃくちゃ褒めました!
見える化スケジュールは完璧じゃなくてOK!
正直、「見える化スケジュール」はうまくいったとは言えません。
でも、今回の旅行を通じて感じたのは、
“ツールは失敗してもいい。でも、それを通じて成長が見えるならOK”
ということ。
「順番に貼る」を理解できなかったとしても、
「次に行く場所を把握する」
「ペースをつかむ」
といった効果は、きっと少しずつあったはずです。
発達グレーの子どもと旅行を楽しむ3つのコツ
最後に、今回の旅行で感じた「大事にしたい3つのポイント」をまとめてみました。
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完璧なスケジュールより“柔軟さ”が大切
予定どおりにいかないのが旅行。子どもの希望もできるだけ取り入れると◎。 -
「事前の見える化」は少しずつ習慣に
一度ではうまくいかなくても、続けることで理解が深まる。 -
「できたこと」をしっかり認めてあげる
船に乗るために“待てた”という経験は、はるくんにとって大きな自信に。
まとめ
今回の大阪旅行は、計画通りにはいかないことも多くありました。
でも、見える化スケジュールの導入と、「子どものペースに合わせる」意識で、
はるくんの小さな成長をしっかり感じられた旅行でした。
発達グレー育児は、日々試行錯誤。
「これでいいのかな…?」と悩むことも多いですが、
“その子なりの小さな前進”を見逃さないことが何より大切だと感じます。
この記事が、同じように悩みながら子育てしているママたちの参考になれば嬉しいです。
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