こんにちは、夢葉です。


久しぶりに不思議なお話です。


この世には自分にそっくりな人間が

双子等、遺伝子関係除き

2〜3人いるそうです。




自分が全く知らない人だけどそっくりな人。


なにかのタイミングで偶然にも

そのそっくりさんを見かける

なんて不思議ですよね。



私は自分のそっくりさんに

1回見かけた事があります。


生きている人間で実務驚くほど

「えっ!私!?双子だった!?」

と思うほどヘアスタイルや

身長、体型までまでそっくり。


しかももっと驚いたのは

仕事まで同じだった事です。


かなり前の某サーキットでの出来事。


私はその日、レースに参加するチームの

サポートをしていて

普段は表彰式のお手伝いをする仕事でした。


一般のライダーが参加するそのレースで

何気なく表彰式を見に行ったら

表彰台の優勝ライダーの前に

そのそっくりさんはにこやかに


プレスのカメラマンや周りの人に

手を振っていました。


私は心底驚いたのと何か恐くて

その場から自分のチームまで

走って戻りました。


チームの人々も一同に

あれ?今日はあっちの仕事もしてた?と

そっくりさんの事で声をかけました。


そのくらい激似だったのですが

後から雑誌にその表彰式が載ったのを

見て複雑な気持ちになりました。





それとは違い

どこか別の場所に現れて目撃される

皆さんはドッペルゲンガーという言葉を

ご存じでしょうか。



幻覚という説もありますが

自分の分身らしく生き霊の部類かな?

と私は解釈しています。



そのドッペルゲンガーに関して

興味ある体験談です⬇

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/fe070898e3559abedcbc421531580f0f05e40890 



ドッペルゲンガーに

会うと〇ぬとか恐いお話もありますが

実際は謎です。



冒頭の実際に生きてる人間のそっくりさんを

目の当たりにして恐くなったのは


私は中学2年生の夏に

このドッペルゲンガーに関する

不思議な体験をしたからでした。



バスケ部の練習を終えて私は

汗だくで荷物両手に校門を出ました。


この校舎の時計を振り返り確認。

16時10分をさしていて


着替えるのも面倒くさいので

この日は体育着のまま自宅までの

道のりを急ぎました。


16時台とはいえまだ気温は30℃ちょっと。 

あちこちから蝉の鳴き声と蒸し暑い風。


遠く山沿いの雲は雷雲に発達し

ちょうど家に着く頃夕立ちが

やってきそうでした。


蒸し暑く熱中症になりそうで

スポーツドリンクをこまめに飲みながら

歩き片道3kmちょいの通学路は

だんだん人もまばらに。 


水分補給しながら歩いていたのに

なんだか頭がクラクラしてきてしまい

早く帰りたいなぁ……

頭痛いなぁと気持ちだけ焦り


途中遊歩道のベンチで

一休みしてしまいました。


当時のヘアスタイルは肩までの

ボブで部活中は後ろに1つ縛り。


帰宅時には解き

頭の放熱もかねて自分の中の

オフSwitchにしてました。


この時どうにも暑くてたまらず

またベンチでひとつに縛り直しました。

うなじに風があたりちょっとだけ 

体調が良くなった気がしました。



5分くらい休んで雷鳴に追われながら

また歩き始めました。


それでもまだ頭痛がしていて

早く帰りたい気持ちが歩調に現れ

ようやく家のすぐ裏の県道に

出られた所で座り込んでしまいました。


体力だけはあったのですが

流石にこの日はこたえました。


自宅ビルの裏口のドアの暗証番号を押し

解除の音でやっと着いたという安心で

ちょっと体調も良くなった気がしました。


エレベーターのボタンを

いつものように押して鏡のある壁面に

寄りかかり住居フロアに止まるのを

ボーッと見上げてました。



エレベーターのドアがスーッと開き

そこには祖母が立ってました。


「え?あら、下に忘れ物でも取りにいった?」


何言ってんだろう?

私は違和感を覚えながら


「おばあちゃん、私今帰ってきたんよ?」

と、玄関の中に入り荷物を降ろしました。


奥のキッチンから今度は妹が出てきて

「お姉ちゃん、さっき帰ってきたよね?」

と、びっくりした顔で駆け寄って来ました。


2人ともどうしたんだろう?


話を聞くと確かに今の体育着で

つい5分前くらいに帰ってきて

おかえりと声をかけても無言で

自分の部屋に入っていったそうです。



5分前?

そんなわけない!


その時間には県道沿いの歩道で

ちょうどギブアップ気味に

座り込んでいたんですから。


私はその事を説明し自分の部屋に

向かいました。


部屋のドアノブに手をかけた時

ふいに左横の母の部屋で

ガタン!と物音が。


あれ?

なんでお母さんの部屋……

ドアが少し開いてるの?


私の部屋は母の部屋の隣で

この日は母はまだ仕事中。


仕事行く時に慌てて閉め忘れたのかな?

こんな事滅多にないのにと

母の部屋のドアを閉めようとしたその時。


ドアの隙間からチラリと見えたその姿。



大きな姿見の鏡の前に

立っている私の後ろ姿でした。



この時、とても奇妙な事に気づきました。

姿見の前に立ってる私は鏡にその姿が

写っていないのです。


それなのに後ろ姿だけがこちらから

見えてるのです。


そのもう1人の私はゆっくりと

こちらを向こうとしていたので


あまりの恐さと直感的にヤバい!と

ちょっと!〇〇ちゃん!!来て!と

妹を呼びました。


私の声にどうしたの!と走ってくる

音の方向に一旦視線を外し

ドアの隙間を指さしました。


しかし、妹が除く頃には

もう1人の私はいませんでした。


もしも、誰も駆けつける人がいなくて

振り返った私と本体の私が

ご対面となったらどうなってたのか?と

思うとしばらく震えが止まりませんでした。


余談ですが。

私たち親子3人、祖父母などが

住んでいたこの店舗兼住居ビルと

その周辺ですが


この話だけではなく

良からぬモノが現れたり

お隣のご家族に不幸が続いたりという

いわく付きの土地でした。


*その話はまた後日に。


結局、私は自分の分身を見ましたが

〇ぬような事故に合いそうになっても

回避できたりして今でもこうして

生きております。


もしかしたら

熱中症になってしまい1秒も早く

家に帰りたいという強い思いが

起こした幽体離脱っぽい事だったのかも?


それならあの振り返りそうになった

もう1人の私はいったい誰だったのか?

いまだにわかりません。