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温泉オタクが乳がんになり、左胸を全摘し片乳になりました。でも湯巡りは楽しく続けているよ、ていうブログです。最近はホルモン剤タモキシフェンの副作用でジリジリと太りつつあるため、せっせと山登りに励んでいます。

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念願の下風呂温泉にやってきました。

本州の最北端で人もあまり住んでいなさそうなのに、共同湯が2つもある温泉街として、ずいぶん前からチェックをしていました。



お泊まりは、さが旅館さん。



こんなに海の横にあるのに、硫黄泉です😳

白濁だけど透明度30cmはあるので、他人がいたら狭い浴室で、カタチチにはちょっとキビシイかも。幸い、毎回貸し切りで、人に会うことはありませんでしたが。




見た目は、酸性が強く、塩味やレモン味がしそうなもんですが、なんとPHは7.19、塩味もレモン味もしません🤑 下風呂温泉には、大湯源泉と新湯源泉があるのですが、大湯はPH2.0強で塩レモン味、新湯とは全然違うんです。近くで湧いているのに、こんな違うなんて、、、温泉のおもしろいところですね。



普段あまり紹介しない晩ごはんです↓

魚尽くしに少々びっくりし、思わず写真を撮ってしまいました。



翌朝は周辺を散歩。海の向こうは北海道。津軽海峡とは言え、泳いでいけそうな近さです。ここでは、青森市に行くより、函館市に行く方が、距離的にも心理的にも近いのかもしれません。ちなみにNHKは青森放送局と函館放送局の両方が映るようになっていました。



共同湯は数年前に閉鎖されました。共同湯があった場所は今はどうなっているのか、を確認するための散歩です。Google mapを見ながら探しましたが、それらしい建物がありません。


それらしい建物を発見できないまま、朝の散歩は終了。



↑共同湯「新湯」があったと思われる場所から、海を眺める坂道。


↓共同湯「大湯」があったと思われる場所。お寺や神社があって、まさに昔から共同湯があった場所にふさわしい。



チェックアウトの時に、共同湯の建物はどうなったのか、女将さんにお聞きしたら、、、なんと閉鎖を記念して冊子を作ったとのことで、ありがたいことにその冊子を頂戴してしまいました。



2020年11月30日に閉鎖したそう。建物は残して、何らか活用しようという計画もあったようですが、水害で建物が痛み、すべて取り壊されることに。更地になっていた場所が共同湯があった場所だと、お話を聞いてわかりました。




こうして鄙びた共同湯が姿を消していくのは、とても残念ですね。昔の話をさが旅館の女将さんからいろいろ聞くことができて、良かった‼︎ 温泉が湧いている限り、きっと温泉文化は姿を変えて引き継がれていくことでしょう。

2023年11月4日 ★★★★