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温泉オタクが乳がんになり、左胸を全摘し片乳になりました。でも湯巡りは楽しく続けているよ、ていうブログです。最近はホルモン剤タモキシフェンの副作用でジリジリと太りつつあるため、せっせと山登りに励んでいます。
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尾瀬ヶ原の中には山小屋がいくつかあります。伏流水が湧いているので、お風呂のある山小屋もありますが、一軒だけ温泉に入れる山小屋があるんです。それがこちら“温泉小屋”さん。一番近い登山口である鳩待峠からも、歩いて3時間かかる場所にあります。歩いてしか行けない山温泉、のひとつです。
三時間と言っても、尾瀬ヶ原の平坦な木道をひたすら歩くだけなので、山登りの経験がない人でも行くことができます。
宿泊は別棟のこちら↑
いわゆる山小屋とちょっと違うのは、個室もたくさんあること。ひとりで8畳なんて贅沢過ぎる！
山小屋なので、シャンプーは×。こちらの浴室に設置されていた石鹸は使ってOK。水は出るので、頭から水をかぶりました😅
湧出時23.6℃の冷鉱泉を加温しています。
お湯は鉄分が入っているので黄土色。味や匂いはありません。
透明度10cmはないため、入ってしまえば、カタチチでも、ほぼ問題ありません。
窓辺に石鹸あり。
山小屋で温泉に入れるなんて、幸せ😀
小屋の前には、素敵なテラスがあり、カフェになっています。14時以降チェックイン可。14時着で歩いて来て、お風呂に入って、17時の晩ごはんまでのひとときを、こちらのテラスで過ごしました。極上タイムです。
大自然の中をたくさん歩いてきて、余分なもののない大自然の中で過ごす、不便なこともあるけど、かえって贅沢だな、なんて思いながら。
実は、こちらの温泉小屋さんに二泊して、中日は燧ヶ岳に登ってきました。連泊すると、登山の荷物は半分で済むし、小屋の朝ごはんをお弁当に変えてもらって、朝早く出発できるし、いいこと尽くし。
三日も自然の中で過ごしていたら、三日目、なんだか身体の調子が内側から良くなった感覚を味わいました。子供の頃に、キャンプで三日くらい自然の中にいた時の感覚。山パワー・温泉パワーをたっぷりチャージした三日間になりました。
2023年8月18日 ★★★★