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温泉オタクが乳がんになり、左胸を全摘し片乳になりました。でも湯巡りは楽しく続けているよ、ていうブログです。最近はホルモン剤タモキシフェンの副作用でジリジリと太りつつあるため、せっせと山登りに励んでいます。
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今ワタシが温泉巡りで軸にしているひとつが“足元湧出湯” 未湯の足元湧出湯には、優先順位高く入りたいと思っています。
未湯で最近まで知らなかった奴留湯温泉。周辺には何度も行って、あちこち入っているのに、これまではアンテナに引っ掛からなかったのです。
山あいの鄙びた集落を進むと、立派な建物が出てきました。受付は無人です。
浴室を開けてびっくり🫢
素晴らしく美しいかけ流れ‼︎
手前の湯船の真ん中あたりに、すのこが引いてあり、その上に大きな石がおいてあります。どうやらここから湧出している模様。
やっこさん（奴さん）の足を留めさせて逗留したから、奴留湯＝ぬるゆ温泉となったとのこと。ぬるいからね、出られなくなったに違いない。
白い糸状の湯の華と38℃と低い温度が特徴の足元湧出湯。少し白濁していますが、味はありません。炭酸泉なら温度が低くても血流が良くなって温まってくるけど、硫黄泉なのでそうはいかず、ずっと入っていても寒いだけ（笑）夏に行くのがオススメです。
湯船の左端に加温した湯が注入されてましたが、それ以上のかけ流れだと思います。見てわかるような足元湧出ではありませんが、下から湧いてくる感覚は味わえます。
身体が冷えて、さむって感じで服を着ましたが、こういう湯は浴後のスッキリ感がいいですね。
※裏手に駐車場と公民館⁈があります。
2023年5月1日 ★★★★★