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温泉オタクが乳がんになり、左胸を全摘し片乳になりました。でも湯巡りは楽しく続けているよ、ていうブログです。最近はホルモン剤タモキシフェンの副作用でジリジリと太りつつあるため、せっせと山登りに励んでいます。
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2023年のゴールデンウィークは九州です！
なぜなら、10年越しで泊まってみたいと思っていた宿の、“ひとり予約”が奇跡的にもとれたから‼︎
というわけで、九州入りして最初は山登り。由布院温泉には何度も来ていますが、いつも、カッコいいなぁっと思っていた由布岳に登ってきました🤗
前日は大分駅前のビジホに泊まり、別府を素通りして由布岳へ。下山した後は由布院を素通りして壁湯温泉へ。かなりツウな感じ、いやオタクな感じ😅です。
そう泊まりたかった宿の一軒目は、福元屋さん‼︎
2010年に日帰りでお邪魔しましたが、湯あみ着を持っていなくて、女性専用洞窟風呂に入った（記憶なく記録頼り）だけで、必ずや泊まりにくるぞ、と誓っていた（大げさ⁇）宿です。
今回、運良く予約がとれたのは、ゴールデンウィークと言っても5/1-2の平日にかかる日程だったから、です。川向こうの藤が見える、いいお部屋でした。
さてさて温泉。最初は山登り後の汗流しですから、内湯へ。内湯は2ヶ所、いずれも貸し切りスタイルで、空いていれば、いつでも何度でも入れる形式👍
別棟にある貸し切りへ。
ハートの石が三ヶ所埋め込まれた、石切り風呂。
鮮度の高さと炭酸入りの効果で、汗がじんわり。一回入っただけで、めちゃつる‼︎ になりました。
もうひとつの貸し切りはフロント近くにあります。
札を「入浴中」にかけ直して入ります。
加温しているけど、鮮度が高いからか、実に気持ちいい湯です。ずうっと入っていられます。
内湯は貸し切りのみ、ってカタチチには超うれしい話です。乳がんの方にオススメ！
そしてメインの足元湧出湯へ。
手前にある女性専用洞窟風呂＋脱衣所で湯あみ着に着替えます。
ちなみに洞窟風呂はこちら👇
残念ながら足元湧出ではありません。多分。
湯あみ着は、お部屋に浴衣と一緒においてありました。着やすくて、カタチチもわかりにくくて、ナイスな湯あみ着です。
いよいよ足元湧出湯とご対面です。ワクワク😆
無色透明無味無臭、思ったよりも温度が高く39〜40℃。あまりに気持ちよくて、出たくない‼︎（出るとちょっと寒い笑）
奥の砂地のところから、湧出していることが確認できます。よく見ると細かい炭酸がつきます。出るタイミングがつかめず（笑）かなりの長湯になってしまうこと必須。効果を得るために1〜2時間入れ、と書いてあったりしますが、そんなことを気にしなくても、いつまでも入っていられます。
コロナ前の台風で全部流されてしまい、その後コロナで、ダブルで打撃を受けられたようですが、すべてきれいに造りなおし、再開されたそう。底の一部はコンクリートをひいたとおっしゃってましたが、奥の砂地や壁からの湯はこんこんと湧いていました。
足元湧出湯の中でもかなりハイレベルの足元湧出湯にも感激でしたが、それ以上に衝撃的な出来事が夕食時におきました。
じゃ〜ん👇 「“ちもと”の木の芽和え」です。
年間十数泊は温泉宿に泊まっているワタシが食べた夕食の中で、多分歴代一位と言っても過言ではないほど、感激の美味しさ‼︎
あまりに美味しくて、追加料金をお支払いするので、お代わりできませんか？と聞いてしまったほど😅 そうしたら、女将からです、と、本当にお変わりが出てきました。感謝感激😆
これ木の芽好きな人にしかオススメできませんが、木の芽の使い方がマジで絶品❣️ あーまた食べたい。他のお料理も総じて美味しかったです。豪華、というのと違うし、流行りのオーガニック系のとも違いますが、丁寧に手作りをされていて、私好みの食事でした。
宿の皆さんからいろいろ声をかけていただき、そのあたたかさにも、新鮮さを覚えました。
貸し切り形式の内湯と、湯あみ着着用の混浴露天風呂で、カタチチをさらす必要がなく、温泉を躊躇している乳がんの方には、自信を持ってオススメできる宿です。
2023年4月30日 ★★★★★