箱根3泊目。箱根にこんな連泊することになろうとは、想定外の旅なのですが、そもそもはここに予約を入れたのが先。箱根で湯治したい、を叶える宿を探した結果です。
“養生”って日常的にはあまり使わない日本語、使うしたら、引っ越しの時に“養生”するとか。ただ意味は伝わる日本語だと思います。
2023年1月は、後々笑い話になるほど、忙しく過ごしました。仕事も遊びも。その疲れが肉体的にも精神的にも、どっと出てきて、“湯治したーい” “養生したーい” ってわけで、本日は連泊です。
めちゃくちゃ広い「早雲」というお部屋。6畳の寝室、12畳の居間、3畳以上の窓際、それに書斎コーナーまで。箱根で湯治と言えば「七日ひと巡り」と言われていますが、7日くらい連泊できそうです。かしこまらず、気さくな感じも、いい感じ。
食事は「腸の養生コース」身体に良さそう、身体が喜ぶもののオンパレードで、大変美味しくいただきました。最近こういうご飯が大好きです。菊芋とタイガーナッツが硬くてビックリしましたが、多分昔は硬いものをもっと食べていたんだろうな、と。
温泉は、基本的にはPH8.2のアル単ですが、総成分が1.009g/kgのため、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉、となっています。（1g/kg未満ならアル単）
素晴らしいのは、朝8:30〜12:30までは毎日湯を入れ替えている、ということ。連泊を勧めておきながら、午前中は温泉に入れません。毎日すべての湯を抜いて、お掃除して、新しいお湯に張り替えているようです。12:30過ぎに入りに行き、一番風呂を味わい、確認してきました。
洗い場はカタチチにはちょいと抵抗がある造りですが、夜はかなり照明が暗いため、あまり気になりません。また湯船に入っている人は、窓に向かって一列になる感じなので、洗い場を向いている人はいません、これはGOOD。
連泊者の特典、真昼間に、じっくり一番風呂を味わいます。お風呂で読める本がおいてあり、与謝野晶子さんの本を読みながら、長風呂しました😅 入った〜っていう満足感がたっぷり✌️
連泊で、中日は何もしない、というのは、マジで贅沢な時間。天気も良かったけれど、山には行かず、近所を散歩する、にあえて留めました。こんな日が私には必要だな、と思えた2泊3日でした。
2023年2月26日 ★★★★