日本の旧石器文化を発見した、民間の考古学研究者・相沢忠洋氏を授業化するために、群馬県みどり市笠懸の岩宿遺跡博物館へ行く。

 赤城山を望み、3万年前の太古の風景を想像する。

 東京からだと世界遺産の富岡製糸場跡より若干近い感じ。

 

 相沢忠洋さんが歴史の教科書を塗り替えたのは1946年。

 それから3年も考古学会で認められなかった。

 相沢さんが研究者ではなかったからだ。

 相沢忠洋さんは、まさに歴史上の人物である。

 

 フィールドワーク学習 ビデオ授業 岩宿の発見

 

 

 平成の世になって相沢さんの足跡を追って、どこで踏み間違えたのか不幸な旧石器捏造事件が発覚した。子ども達を連れてその人物に会いにいく段取りをつけていた自分にとって毎日新聞のスクープはあまりにショックだった。まさか21世紀になって教科書が黒く塗られるなんて。

 

 友の会が作るガラスの尖頭器(写真左が北海道・白滝産黒曜石、右がガラス片で作ったもの)が素晴らしく、お土産などというものではなくまさに学びの芸術品だ。

 

 

#群馬県みどり市 #岩宿遺跡博物館

#相沢忠洋 #旧石器時代研究のあけぼの

#日本に人が住み始めたのはいつから?