地方から世界へ(グローカルな取り組み)

 

 COC(コンチネンタルカップ)🇫🇮ラハティ 第1戦

 内藤智文 23位 (小林朔太郎21位)

 

 年度末の追い込みで土曜出勤。

 夕方帰宅するとFB友の保谷さんより「毎日新聞夕刊にでっかく内藤智文選手の記事が載ってました。」と連絡をいただく。メールチェックすると、毎日新聞の江連記者からの掲載予定の連絡が入っていた。

 慌てて販売店を探して車を走らせた。

 

  

 

 いやあ、これまたでっかく出してくれたもんだなあ。

 内容は9割が、先日のWEB記事と同じだが、蔵王国スポ以後の取材も丁寧に付け加えられている。

 

 驚いたのは、スポーツトピックではなく、社会面に掲載されていた事だ。ただ「頑張っている選手がいる」という紹介記事ではなく「ノーブランドでも地方に根付き世界に挑戦する」という取り組みの紹介となっている。さらには社会背景として非正規雇用の不安定さや地域がスポーツをどう捉えるか?という問題もある。、競技社会に限らず、社会的な提案だと認められたのが嬉しい。他の分野でも陽の目を浴びない存在はたくさんいると思う。

 

 記事の中で県スキー連盟理事長より「ぜひ山形に残ってもらいたい」という心強い談話が出ていた。

 ただ、問題は仕事(生活)である。県と(企業を含む)山形市とではかなり温度差があるようだ。

 

 「生まれ育ちがこの土地でなければ、地元とは言えない」という声は山形に限らず陰でよく耳にする。そもそも、地方を拠点に全国、世界に事業を展開するとき、地元の出身でなければ受け入れられないなんてことがいつまでも残っていたんでは、日本の力にはならないでしょう。

 

       

 

 葛西紀明というアンチエイジのスーパースターが注目されている今シーズン。ワールドカップでも上位は30代が占めている。遅咲きの30歳も、まだまだ新しい道を切り拓いてほしい。どうかまず生まれ育った東京と、山形で期待をし支援してくれる方々がいる事を心から望んでいる。

 

#スキージャンプ #内藤智文 #毎日新聞 #日本工装