51歳葛西が札幌W杯へ意気込み
「全世界の皆さんが僕を待っている」
ノルディックスキー・ジャンプ界の「レジェンド」、葛西紀明選手(51)(土屋ホーム)が、今季も元気なジャンプを見せている。
20、21日の札幌・大倉山ジャンプ競技場の大会では連日、日本勢最高の順位をマークするなどし、来月のワールドカップ(W杯)札幌大会の代表入りを確実にした。葛西選手は、「全世界の皆さんが僕を待っていると思う。期待に応えたい」と、持ち前の明るい口調で地元の大舞台での活躍を誓った。
葛西紀明が42歳の時、ワールドカップで優勝た。
その時、世界のトップ選手が葛西紀明のもとへ行き「あなたはレジェンドです」と称賛したことが「レジェンド葛西紀明」の始まりだ。
この時から日本のマスコミも「レジェンド」を多用し始めた。最近では古株であるというだけで「レジェンド」がつけられているが、ただベテランで頑張っているだけではない。年齢を超えた世界で認められる存在なのだ。
実際、ポーランド🇵🇱のファンは、葛西の出場に日本の何十倍も沸いている。
葛西紀明に次ぐベテランは🇨🇭のシモン・アマン。たぶん札幌にもやってくるだろう。葛西紀明が札幌W杯でポイントを獲れば(30位以内)、これはスポーツ史上でも歴史に残るだろう。
内藤和大 1997