痛恨のアクシデント‥‥

 

 歴史あるインスブルックのジャンプ台は、観客エリアがコロシアムのようにすり鉢状になっている。かなりの急斜面だが、ブレーキングトラック脇からトイレに行く途中、階段で人混みを避けようとして背面から落ちてしまった。

 

 石段の角に腰を強打。そのまま頭から6、7 段落ちてしまった。シャワーのように言葉を浴びたが、痛くって返事もできない。救護所へ運ばれそうになったが、なんとか歩けたので妻のいる席へ戻った。

 

 「オーストリアは大人のエンターテイメント」と記したが、前言撤回。地元のヘールの優勝となって、かなりお歳の老夫婦まで抱き合って喜んでいた。

 

 腰の痛みでうずくまっていたところ、何人もに「コバヤシは残念だった。次は頑張るさ。がっかりするな。」と慰められた。

 違うってば!😥

 

 今日はなんとかザルツブルクへ来た。

 スーツケースのキャスターを歩行器代わりにした。

 だが、モーツァルトもザッハトルテも予選もキャンセルして回復を待つ。

 いやあ‥打ちどころが頭や首でなくてよかった。死んでたよ。