オーストリア🇦🇹インスブルック

歴史の街並み、そしてスキージャンプの街

 

 ホテルの前にはジャンプ台のイルミネーション

 目抜き通りにも、アプローチからテレマークまでの教科書のようなイルミネーション

 もう街全体が大会で盛り上がっている。

 

 1974年(札幌五輪の次)、開催予定地の返上によって、この地で2度目の五輪が開催された。

 日本からは32歳の笠谷幸生が出場するも、すでに時代はパワージャンプに移っていた。当時は衛星中継などなく、深夜にラジオで聴いていた。「カサヤなんて知らない」という17歳の新鋭の言葉にとても悔しさを感じたのを覚えている。

 

 次にインスブルックの画像を見たのは、1998年、船木和喜のジャンプ週間3連勝の快挙だった。

 

 息子が5歳で初めて札幌のジャンプ大会に体験参加した日、葛西紀明はここで優勝した。(25年前!)

 

 ここはドイツとは少しニュアンスが違い、歴史を大切にする中でスキージャンプを伝統文化として受け入れている。

 おばちゃんが妻の腕を掴み、しっかりジャンプ台までの行き方を教えてくれた。ここはいい街だ。

 

 明日は、2大会連続の準優勝だった小林陵侑の優勝に期待。