オリンピックパーク見学のあと、地下鉄でマリエン広場へ行く
地下鉄駅を出るとちょうど12時となり、広場周辺の教会から鐘の音が鳴り響いた。
「平和の鐘」とはよく言ったもので、鐘の音で心癒される。妻は涙ぐんでいた。
そして、市庁舎のからくり人形が動き始めた。なんというエンターテイメント。TDL世代なら、パレードに匹敵する。
市庁舎が建てられたのは意外にも明治維新の時だ。もちろん15世紀からの伝統を継承した文化財でもある。それが、現役の庁舎であることが凄い。まさに世界遺産だ。
最近、松本城天守バリアフリー化をめぐって大きな議論が起きている。ミュンヘン市庁舎を見学すると、ただ見せるだけじゃない、ただ観光客相手ではない、現代に生きている文化財を感じる。日本の温泉も同じ要素を持っている。
モーツァルトの交響曲25番が、頭から離れない。