天王寺からコアラのアークが転園した。
人気者がいなくなったのでさみしい。
確かに動物園だからまだコアラ以外にたくさんの動物はいる。シロクマのゴーゴも人気者である。
自分の住んでいる地域から天王寺は一番近い動物園だったのでよく行ったけれど....
でも...
もうあのかわいいおもしろいアーク父ちゃんはいない。
大阪のコアラはこれからイギリスの人に大切にされる。
私達はもうアーク今の名前バークをネットで見ることしかできない渡英しない限りは。
今回のコアラと突然の転園の騒動でいろんな事が見えてきた。
市の2018年動物園独法化 50%コストカットだそうだ。
日本の動物園で初の試みらしい。
おそらくアークも真っ先にこの対象になり行き先を探したようだ。
随分前から日程も決まっていたと思う。
ただ人気もののコアラだけに発表のタイミングは本当にギリギリにしたのだろう。
ただ日本初の動物園の独法化?
これって?
もっと経営して売り上げをあげる?まさに命ある施設が商業化され、コストカットでさらに中の働く生き物(動物達そして働く人達)がその窮地にさらされる事がわかった。
エサ代がなくアークを飼育しきれない、この案からなら見えてくる。そして園の値上げをしたりいろんな努力すらしないのも当然だろう。
案をつきつけて遂行し、経営努力は限られた中の予算で園に丸投げだ。
園長すら管理者側さらに働く人にプレッシャーを与える。
アークはビクトリアンコアラのオーストラリア以外では2匹しかいない子供を持った貴重はコアラであり、アークの価値に気がついた市が相当ふっかけてイギリスに渡したのだろう。
アークが行ってしまって見えてくる。
天王寺の今のエントランスの建て替え、入り口や出口
みやげもの売り場の充実。しかし肝心の展示する動物の施設そのものは老朽化し、そこで事故がおこってもなぜそうなったかの原因すら発表しない。
管理するもの自身に命の大切の根本的なところが欠落してるのなら。納得がいく。
動物園はもはや生命の尊さやはかなさを教える教育の現場ではもうないのだ。
それならもう動物園経営などやめ今いる動物達のこれからいく場所を見つけ飼育員の次の働き先を斡旋して閉じればとも思うのに、それすらしない。まだ経営するのだ。動物のエサ代も払えないといいながら。
入園料は上げず集客だけを考えてその利益を吸って還元はしない。
これって、何?
ブラック企業そのもののようにみえてくる。
市政がそんなのであっていいの?
住民サービスはどうなるの?
市民の財産や憩いを奪っていいの?
このままで本当にいいんたをろうか?