私は3月に網膜剥離になって緊急入院を医大にしました。私は医大はインターンが多く専門病院の方を信頼していました。

 しかし難しい手術の場合は大概が紹介状を貰い医大で手術と言うのがローカルの定番になっています。

ところが縁あってとても良い先生に出会って手術をしました。人より日数が長く入院して予後がいまいちでしたが、何故かその先生に信頼感が湧き、網膜剥離は治ったけれど新たな手術をしなければならないと言われたが、彼に対する信頼感は失せる事は無かった。そして明日入院が決まった。明後日手術だけれど何故か心配していない自分がいます。

 先生の患者になってから最初は毎週、其れから月一になってからも、じっと待ち時間の間彼を見ていたら誠意のある人だと感じられたのです。人は信頼関係が湧くと、自分がそれを確信したら、不安や怖さが無くなります。

私が再診の時「少し良くなった感じがします。だけど検眼では駄目でした」と言ったら彼は「それは間違いで、全く良くなってません手術です」と言われ明日の手術に至ったのです。

私はなかなか信頼関係が持てる医者に出会うのは難しいと思っています。とくにかかりつけ医ともなると全てを信頼しないと成り立ちませんが、セカンドオピニオンがありますので現在では心配しなくても良いが、紹介されていった場合は選択の余地は無く運命です。その点私は運が良かったと思いました。仕方のない事はよくあってもそれが納得に値することが出来たら、良かったと思うのです。それが私の眼科の主治医でした。手術が上手く行きますように、寛解します様に。