人生は突然何が起こるか分からない、それが人生と言う人もいるけれど、当然受け入れられるものではない。

happyな事ならともかく、大概が人生を変えられるようなアクシデントが多いと思う。

私はテレビはあまり見ないけれど、ニュースとドキュメンタリーは見ます。ニュースで以前NHKで体操のお兄さんとしてブレイクし現在も多方面で活躍している人が、突然下半身不随になったと言うニュースを見た。彼は仕事に向かう途中の飛行機の中でそれは起きたと言う。回復のめどは無く治療も難しいらしい。

 私は一番に彼の年齢が気になった。55歳と分かって、どうにか家族に対しての親としての義務は終えてるなと思いました。こんな時一番の不幸は家族が犠牲になってしまうのです。子供たちの将来が閉ざされてしまうケースが多いのです。

 私がそんなことを意識するのは、彼と同じ境遇になった事があるからです。それは恐怖の何物でもなく、絶望の淵に立たされるのです。私の場合はある朝起きたら顔がお岩さんみたいになっていました。顔面麻痺です。治療したが回復の見込みなしで、病院から2週間で退院を余儀なくされました。其れからは身体障害者としての日々を過ごしましたが自分で回復の糸口を探し、高いお金だが回復を信じて治療し無事元に戻りました。

私の場合結果オーライで良かったけれど、それは関わってくださった人のおかげと運が良かったと思います。自分を信じて長い葛藤との闘いが待っていると思いますが、体操のお兄さん頑張ってください。