50万と大学1年半の部活(週5)かけてWorld Gymnaestrada 2023 in Amsterdamに行ってきた。
やっぱり私は筑波大学体操部に向いていないかも。
そう思った遠征だった。
筑波大学体操部の発表を目当てに来てくれる人がいる、
席は埋まり、立ち見が出るくらい会場内は人で溢れかえる、
発表が終わったらみんなスタンディングオベーション
そんな話を聞いていたけれど、現実は違った。
席はすかすかだし、埋まっている席のほとんどは日本人の身内だった。
一回目の発表は午前中で、だから人が少ないのか―と思ってたけど、午後のいい時間だった2回目と3回目の発表でも席はスカスカだった。
途中から人が増えたよねーと話していた部員もいたけれど、あれは違う。
次の団体の発表から見ようと思って会場に来た人で、私たち目当てではない。
誰が目当てでもいいじゃないか、そういう思想が私には受け入れられない。
国士舘大学男子新体操部、日体大体操部のあの満員の会場と盛り上がり具合を目の当たりにして、やはり自分たちを目当てにしていたお客さんはいなかったのだと感じた。
国士舘と日体の、あの会場全体が一つになる感じ、あれを体感しにわざわざ12時間以上かけてアムステルダムまで行ったのではなかったか?
その瞬間を感じるために、たくさんの時間と労力をかけて準備したのではなかったか?
私たちが体験した発表空間はそこでしか体験できないものだったか?
すべてにおいて、期待を上回る結果は得られなかった。
今まで聞かされてきたことはすべて先生の戯言だったと感じ、絶望した。
所詮我々がやっていたのはただの創意工夫に富んだ動きであり、多くの人にとってそれほどの価値はない。
Gボールでのハネは我々にしかできないものではあるが、わざわざ足を運ぶほどの価値はない。
こんなネチネチ価値価値言っている時点で、私が相当一般体操に向いていないことはよく分かるだろう。
悔しいというか、だまされた。
私たちにしかない価値があるからと信じて行ったのに、そんなものはなかった。
別に私たちがやらなくてもいいことをやりに、わざわざ、わざわざ、、、、、
この先はもう言わなくてもいい。
許せない。こんな世界に足を踏み入れた自分が許せない。