心と声には密接な関りがあります。
いえ、声ほど心理状態が顕著に現れるものは無いと言い切れます。
声って色も形もなくて目にも見えないのに
物凄く色々な表現の仕方をしますよね？
・細い声 VS 太い声
・明るい声 VS 暗い声
・重い声 VS 軽い声
・艶のある声 VS こもった声
・湿った声 VS 乾いた声
・暖かい声 VS 冷たい声
・弾んだ声 VS 沈んだ声
等など・・・。
これ全部、心の在り方、心理状態が
声に反映されているからです。
レッスン中に有効な技術をいくら教えても
体をほぐす体操をしてみても
声が全く変わって行かないことがあります
ああでもない、こうでもない・・・
とあらゆる方法で伝えても
生徒たちの声に全く変化が見られない
本当にお手上げ状態になった時に私は、ひと言尋ねます。
「ねえ・・・何かあった？」
そうするとたちまち泣き出してしまう生徒さんたちが沢山いました。
「ああ、やっぱりだ・・・」
彼女たちが悩んでいたのはボイストレーニングではなくて
家族の事、彼氏の事、進路の事、将来の事・・・・
心に抱えきれないほどの悩みでいっぱいだったのです。
心が沈んでいる時、
何かに迷っている時、
大きな壁にぶつかっている時、
声は出なくなります。
ショックのあまり「失語症」になってしまう人もいます。
声帯にも周囲の粘膜も筋肉も何も問題はないのに声が出ない
本当に辛い症状だと思います。
それを治すのはボイストレーニングではありません。
心理カウンセリングです。
心が緩めば、安心が得られれば声は自ずと出てきます。
そうしたらやっとボイストレーニングの出番ですね。
実際、私も一昨年「うつ病」を患った時は
全く歌なんか歌える状態ではありませんでした。
「声」=「心」なのです。
何か心に深く迷いがあったり
行くべき道に悩んだりしたときは
コーチングを受けてください。
話しを聞いてもらえれば楽になり、
体もほぐれます。
素晴らしい先生をご紹介します。
そして心が開放されたら、
是非、私のボイトレを受けてください。
明るい心が、貴方の声を、
そして表情を輝かせるのです
元劇団四季女優/ボイストレーナー
歌って踊れる婚活カウンセラー
荒川久美江