横浜の真新しい劇場「KAAT神奈川芸術劇場」に韓国キャストのミュージカルを観に行きました。
2008年にトニー賞作品賞を始め、4部門を受賞した作品です。
設定はNYのマンハッタンはワシントンハイツ。
ドミニカやキューバから移民としてやってきた人々の生き様を情熱的な歌やダンスで描いています。
韓国の方々は声帯が強いから、激しいナンバーも凄い迫力です
様々な苦悩に翻弄される若者たちの芝居もとても素晴らしかったし、ラテンやヒップホップなど多様なジャンルの音楽も実に楽しかったです
ただ、どうしても違和感を感じてしまうのは、見た目と言葉
NYにやって来た南米や中南米の人たちの話なのに、私たちと見た目が一緒の東洋人で、アメリカで韓国語を喋っている(;^_^A
中南米の人々が「祖国に帰りたい!」と歌うナンバーを韓国語とたまにサービス(?)で出てくる日本語で聴くのは、何とも不思議な感覚で、どうしてもリアリティが感じられない
というか、これは一体どこの話なんだろうと若干混乱気味
何故日本でブロードウェイミュージカルを韓国人キャストが上演なのかな(´ε`;)ウーン…
ブロードウェイミュージカルは意外に人種差別が鮮明に描かれたり、奥深く根底に流れていたりすることが多いので、それを東洋人だけのキャストでリアルに描くには色々難しいものがあるかもしれませんね。
それにしてもKAAT神奈川芸術劇場はゆったりシートで見やすくて、とっても素敵な劇場でした
久しぶりに横浜ブラブラでもしたかったけど、寒くてそれどころじゃなかった~(-。-;)
毎日こう気温差が激しいと体調管理が大変(ノ◇≦。)
生徒の皆も風邪ひいてる人多いから、どうか気を付けてくださいね~