歌を教える事はスポーツに似てる。
相手の声や体に神経を集中させ、
出てきた声と体の状態を把握し、
それを伝える。
生徒が実感としてわからない時は、
自分の体を触らせて方向性を導く。
生徒に呼吸法をやらせている時は、
自分も一緒に体が動いている。
横隔膜も腹背筋もやはり動いてしまう。
だからレッスン中は気がつかなくても、
終わった後、筋肉疲労を感じる事がよくある。
何人も続いた時は、
全身の疲労感をどっと感じる。
自分自身は歌っていなくても、
生徒の声を聞きながら、自分の体も歌っている状態になっているのだ。
特に生徒の体が固くて動かない時、
自分の体はもっと動こうとしている。
「動け~」「吐け~」と言う強い思いが、
自分の体を動かしてしまうのかもしれない
だから毎晩お風呂上りのストレッチは欠かせない。
毎日の筋肉疲労を溜め込んだら段々固くなり動かなくなる。
そうすると呼吸が浅くなり声が出ないばかりか、
日常生活が苦しくなってくる。
体が詰まってくると、思考がネガティブになる。
こういう負のスパイラルに入り込むと全てが良くない。
この週末あけたら、絶対マッサージに行こう
ちょっと思考が働かなくなっているみたいだ・・・。