ノースフライト

感動的な日本ダービーとなり春競馬終演の雰囲気が漂っていますが、さぁ安田記念です。最近でもないか?2020年グランアレグリアの圧勝は印象的でした。牝馬3冠・ジャパンC・ドバイターフとGⅠ5連勝アーモンドアイ・前年覇者インディチャンプ・ダノンプレミアム・ダノンキングリーなど豪華なメンツが集まったがマイルでは彼女の敵ではありませんでした。今では外国馬出走が珍しい安田記念ですが1993年から国際競走になり当時は積極的に招待された1994年覇者フーちゃんは別格でした。海外からスキーパラダイス・サイエダティ・ドルフィンストリートなど5頭の名マイラーを招待しサクラバクシンオー・ドージマムテキ・フジヤマケンザンとノースフライトらが立ち向かった。エリザベス女王杯2着から阪神牝馬特別・京都牝馬特別・マイラーズCと重賞3連勝で出走した彼女が7.0倍5番人気だったので海外勢の質が判るだろう。後方2、3番手で折り合った彼女は3コーナー過ぎから外を押し上げ先行集団に取りつき直線馬なりで先頭に立ったサクラバクシンオーを残り300mで捉え200m過ぎからは他馬をまとめて置き去りにし2馬身半圧勝した。レース前の不安は何処へやらオリンピック金メダル獲得した時のように日本人として誇りに思い感動したことを思い出します。