ノースフライト

世界のスピード競馬の潮流に今ではスプリント・マイルも重要視され路線の整備がすすんでいる日本ですが昔はクラシック含む八大競走を頂点に中・長距離をメインにしマイル以下はおざなりの暗黒時代が続いていた。その中で短距離に一躍脚光を浴びせた名馬と言えば1993・1994年スプリンターズS連覇した「サクラバクシンオー」でしょう。生涯1400m以下に限定すれば3歳で挑んだ年スプリンターズSの6着以外負けなしでサクラバクシンオー出陣を聞き回避がでる無双状態。しかし当時は短距離重賞も少なく短距離王がマイルや毎日王冠まで出走を余儀なくされていた。そのマイルで1頭だけそのサクラバクシンオーでさえあまりの強さに縮みあがらせた女帝がいた。「フーちゃん」ことノースフライトである。