今年の立春は2/4。二十四節気の1つ。
例年のことだけど、2月が1番寒い。
春立つ日だからまだ春じゃないよ。
あと少しの我慢だから頑張れと、そういう意味なんだきっと。
予報では雪が少し降るらしい。
雪が降ると猫は炬燵で丸くなるって、あれは嘘だよね。
好奇心旺盛だから、次々に舞い降りる雪を目で追うし、外に出せば取ろうと一所懸命になる。
地球は秒速470メートルくらいで自転してる。
また、秒速30キロメートルくらいで公転してる。これを40億年以上続けてるのさ。だから、
温暖化とか異常気象とかいろいろ言われていても、日本に春は必ずやってくる。
様々な喧騒や天変地異など、留まることのない日常だけど、黙々と同じことを続ける天体の姿をちょっと、思い浮かべるのもいい。なにしろ、
咲く花で、散らない花はないし咲かない花もないんだ。
雪と戯れる猫の、無邪気な様子は微笑ましい。
これは一体なんなのか、なぜこんなに落ちてくるのか、捕まえたはずなのになくなっているのはどうしてなのか…なんて、人間は思いを巡らすけど、猫は今このときを楽しんでるんだろうな。
自然の流れに任せてみる。
空を見たり、身体をものともせずに吹きすぎてゆく風を感じたり…でも、とにかく外に出ることが大切。
なにしろ秒速470メートルだよ。
「外に出て立っているだけで、1分間で28キロメートルくらいの距離の移動を体感できるんだ」
なんてばかばかしいことを思うのも方法の1つかも。
毎日どこかでほんの少しの間でいいから、今いる場所は地球という天体の一部なんだと、今ある自分もまた星からできてるんだと認識してみたら…なにか変わるような気がしてなりません。