病院にお母さんと弟が来てくれて、担当の先生から手術の内容や現在の病状の説明を受けたよ。

まぁ色々な事の説明を聞いたけど、簡単にかいつまんで書いてみるね。


まずは、今の病状。
心臓の左右の部屋の壁にとても大きな穴が開いている。
だからそこから、通常の人の4.3倍以上の血液の逆流があって、心不全が強いんだって。
カテーテル検査の時に、カテーテルの管がすんなりとその穴を通り抜けてしまったらしい。
普通そんな事にはあまりならないらしくて先生も苦笑い状態。
よっぽど、ドデカイ穴が開いているらしい。
以前の手術では閉じた筈だったけど、多分穴を塞ぐ「パッチ」というものが裂けたんだろうって。
よく今まで無事に居られたもんだと、言われたよ。

あたしの場合は急激に裂けたんじゃなくて、きっと徐々に裂けていったんだと思うけど…普通に健康な人がいきなり裂けてしまう症例もあるらしくてね。
その場合は、その日の内に亡くなるんだって。
( ̄□||||!!
だからあたしの場合は、徐々に進行してきたのが逆に良かったんだね。

あと、肺が血液の漏れでビショビショに濡れてはいるけど…あたしが元々「肺動脈弁狭窄症」だったから肺動脈が狭くなってたお蔭で逆に肺が守られている形なんだそうだ。
でなきゃ、もっと肺が濡れまくっていてダメージが高かったかもしれない。
あたしは最初の手術の時も、何故か肺だけはとてもキレイだったらしくて…今回も肺は健康な人以上に良いらしい。
あたし自身には自覚はないけど、肺は頑張ってくれているらしい(笑)。

んで、やっぱりこのまま手術せずに居たら、余命5年以内だそうだ。
しかもずっと苦しんだまま…。
そんなの嫌だよね!?

結果的に、手術でやるのは…
■壁の穴(心中核欠損症)をしっかりと閉じる事。
■肺動脈を少し拡げると同時に、様子を見て弁に切り目を入れて弁形成を取る事。
■必要な状態だと判断したら、生体弁を入れる。(恐らく無いとは思うけど…との事)

とにかく丁寧に止血も、開胸もする…との事。
先日撮ったCT画像を見せて貰ったけど、左側の胸がやっぱり心臓の肥大の為に右より前にせり出してるのね。
心臓の前にある骨にかなり心臓がくっ付いてる様な感じだけど…幸い少し隙間があるみたいなので、丁寧に開胸してけば大丈夫そうだとの事。

ん~やっぱり開胸手術になるらしいね。

勿論全身麻酔で、心臓も一時的に止めて(要するに人工心肺?)やる形。
輸血は最小限に留めるらしい。
何やら最初の手術時に輸血の為にB型肝炎とかなってたらしいけど(えー!?)今は免疫が既についてて、肝炎はないらしい。
そういや2回目の手術してから何年か経った頃に、お母さんから「最初の手術での輸血でC型肝炎か何かあるはず」と言われて、主治医の先生に聞いてみたけど「無い」って言われたから何だか変なの~?って思ってたんだよね。
て事はきっと大人になる迄に肝炎はもう免疫が出来て、無くなってたって事なんだねぇ。
良かった(*^.^*)

麻酔から目覚めた時はお腹の上辺りにチューブが入ってて、口にも呼吸の為の管が入ってるからあまり強く噛んじゃダメですよ、って(苦笑)。
ん~この辺はやはり前回と似た様な感じになりそうね。

予定では6時間程の手術時間で、状況によっては早く終わったり延長もあるだろう…と。
(2回目の時は8時間だったから、まぁ予測してたのと近い感じね)

色々、術後のリスクやら(合併症ね)説明された。
でもここ迄丁寧に説明されたのは初めてかも。
手術内容やら合併症の説明やらを書いた分厚い冊子を渡されたよ。
40ページ位ある(笑)

術後はやっぱり集中治療室に通常で1日、その後に個室の治療室へまた1日、回復が見えてきたら一般病棟に戻って10日程リハビリ兼ねた生活して、ようやく退院…みたいな感じらしい。

今までずっと術後の回復が他の人より遅い経験をしてきたあたしなので、この予定日通り行くかは謎だけど(苦笑)。

ブログの更新再開も一般病棟戻った辺りからになるのかもね。

とにかくはまず、
手術を乗り切る事だなぁ