お付き合い頂ければ幸いです
対エイリア学園後
鉄塔広場にタイヤの音が響く

雷門中サッカー部キャプテン 円堂守
そんな彼に近づく2つの影

雷門中エースストライカー 豪炎寺修也
天才ゲームメイカー 鬼道有人
「円堂!」
「?……豪炎寺!」
ドォーン!
声をかけられ振り返った円堂の頭にタイヤが直撃した
「大丈夫か?」
「鬼道……ああ、大丈夫だ。それよりなんでここにいるんだ?」
2人の手を借りて起き上がった円堂は問いかけた
「なんとなく…な」
鬼道はつぶやくように言うと沈みかけた夕日を見つめる
「他のみんなは?」
「もっと強くなりたいと練習している」
「そっか」
円堂は鬼道の横に移動した
つられるように豪炎寺も移動する
「さっきアフロディーから連絡があった。無事退院したそうだ」

鬼道の報告に円堂はよかったと笑みを浮かべる
「アイツからお前に伝言を預かってきた。
今度練習試合を考えているからまたサッカーをやろう!…だそうだ」
ふわりと風が吹いて鬼道のマントが煽られる
「なぁ鬼道…」
「なんだ?」
「お前はもう帝国には戻らないのか?」

「急になんだ?」
「いや…なんとなく気になったんだ」
それを聞いた鬼道は少しうつむいた
「お前に背中を預けると安心するんだ。もちろん源田に背中を預けても安心していた。だが何かが違う。源田とお前では何かが違うんだ」
円堂の横で豪炎寺がクスクスと笑った

「?…なんで豪炎寺が笑うんだよ?」
「いや…なんでもない」
「俺は……」
「鬼道…?」
「俺はお前とサッカーをやりたいだけなのかもしれないな」
鬼道はつぶやくように言うと満面の笑みを浮かべた
「オレもお前が雷門に来てくれてよかったぜ?敵じゃなくて仲間としてサッカーが出来る。今すっげー嬉しいんだ!」
円堂の言葉に鬼道はフッと小さく笑った
「オレ達のグラウンドへ帰ろうぜ!」
「ああ!」
駆け出した円堂を追いかけて豪炎寺と鬼道も走り出す
円堂の持つボールでパスやドリブルを繰り返し雷門のグラウンドへ3人は帰って行く
グラウンドには雷門中サッカー部が勢ぞろいしていた
「みんな!サッカー、やろうぜ!!」
円堂の叫びに仲間達は拳を突き上げて叫ぶ

「おおお!!!」
長々と失礼しました。
お付き合い、ありがとうございます!
