今日は、映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」を見に行きました!

とても良い映画でした✨

泣いてしまいました〜(涙)

以下、感想を書いていきます。

(以前見た映画、「ラーゲリより愛を込めて」もとても良かったため、その感想も書いています✨)



まず、現代人が戦時中にタイムスリップするという設定が斬新だなと思いました。

登場人物たちがそれぞれ個性的で皆素敵でした✨

百合はタイムスリップしてしまって相当戸惑ったと思いますが、彰やツルさんなど、周囲の人たちに恵まれて本当に良かったです。

皆優しくて良い人たちでした。


彰は何度も百合のことを助けてくれましたね。

優しすぎます(涙)

本当に覚悟ができていて、達観しているのが分かりました。

まだ20歳だなんて信じられませんよ……。

みんな若いんですよね……。

昔の人って礼儀正しくて品があって素敵だなと思います。


百合の花が一面に咲いた丘がとっても綺麗でした✨


彰も百合も、石丸さんも千代もお互い好きだったんですよね(涙)

寺岡さんが残していく妻子のことを気にしていた様に、皆家族や大切な人、愛する人がいるのに飛び立っていきました(涙)

実際こういったことがたくさんあったのだと思いますし、未来のある立派な若者たちの命が奪われてしまって、本当に切なく辛く悲しい限りです(涙)


空襲も酷いものでしたね(涙)

本当に戦争は繰り返してはいけません……。

戦争を経験した方々がどんどん少なくなる中で、私たちがしっかりと戦争というものの悲惨さと残酷さを知る必要がありますね。

私の曽祖父たちも戦争に行っており、亡くなった方がいます。

祖父母の兄弟も戦争に行っており、亡くなった方がいます。

友達が亡くなったことや、北海道にも空襲が来たこと、東京大空襲の時にビショビショに濡らした布団を被り、小さい子たちを真ん中にして家族皆で燃え盛る炎の中を逃げたこと、曽祖父が電柱の上に登って逃げ惑う人々に逃げる方向を指示し、川の方に行かないように言ったこと、などなど……。

そうした祖父母たちから聞いた話を、どれも忘れないようにしたいと思います。

私にもたくさん話してくれました。


映画でたくさんさつまいもを食べる場面が出てきましたが、当時はそれだけ米が貴重だったのですね。

一粒の米一滴の水、これ皆天地の恵みなりと言っていたそうです。

私の祖父も本来ホクホクしているものが好きな人なのでカボチャも好きなはずですが、戦時中疎開していた時にカボチャばかりを食べすぎたせいで、嫌な事があるとカボチャ!と言うようになってしまいました(笑)

その口癖は生涯変わりませんでした。

その祖父は疎開中に銀杏の木に登って銀杏かぶれになってしまったことや、お腹が空いて夜中にこっそり抜け出してお墓のお供え物をつまみ食いしようとしていたところを、お寺の住職さんに見つかってしまった話もしてくれました。

その時に祖父は真っ暗だったため転んで怪我をしてしまっており、住職さんには厠に行こうとしていたと嘘をついたそうです。

しかしその住職の方はとても優しく、嘘をついていると分かっていても祖父を叱ることなく、たくさん食べ物をくれて怪我の手当もしてくれたため、祖父はとても感謝し感動したと言っていました。


話が脱線してしまったので、また映画に戻ります🙏

映画が進むにつれて段々と照明が暗くなっていったことにより、皆の気持ちや状況が表されているのだと思いました。


特攻に行く前夜、千代が石丸さんに人形を渡す場面で涙腺が崩壊しました(涙)

石丸さんや特攻に行く人たちが一番辛いのに、涙は見せずに精一杯明るく気丈に振る舞っていて(涙)

石丸さんは千代がくれた人形を、彰は百合の花を胸に付けて出撃していきました(涙)

もう無理です……(涙)


現代に彰が百合に宛てた手紙が残っていたことで、百合が経験したことは現実だったことが分かりましたね!

ちゃんと百合に手紙を残してくれていた彰……(涙)

みんなの残した手紙や板倉さんのその後についての記述と写真もありましたね。

あれは百合泣くよ……(涙)


百合も気がつけたように、戦時中の人たちに比べたら現代の私たちはどれだけ恵まれていることかと思います。

あんな経験をしてしまったら変化するのは当たり前かもしれませんが、もう他人の子供を助けて亡くなった父親のことを悪く思わなくなっただろうし、現代に帰ってきた百合が前向きに過ごせているのが良かったです。

彰が叶えられなかった教師になるという夢を百合が叶えられると良いなと思います。

何より百合には、彰が命懸けで守ってくれて愛してくれた自分自身のことを大切にしてほしいですね。


映画のラストに流れる福山さんの「想望」も相まって、より感動しました✨

泣かないでと言われても、あれは泣いてしまう(笑)



以前、「ラーゲリより愛を込めて」という戦争映画も見ました。

こちらも有名な作品ですよね。

ものすごく感動しました(涙)


まず、捕虜になってしまった日本兵たちに焦点を当てているという点で、あまりない作品なのではないかと思いました。

こちらの作品も登場人物たちそれぞれが個性的で、すごく良いんですよ。

山本さんの人格が素晴らしく、またそんな山本さんの影響を受けて周囲の人達が変化していく様子が素晴らしい✨

(どんどんツンデレになる相沢さん好き(笑))


とにかく山本さんが偉大すぎる。

山本さんはどんなに攻撃されても決して自分を曲げることなく諦めず、仲間を守り大切なことをたくさん教えてくれました(涙)

山本さんのお陰で皆が希望を失わずに生き続けることができました。

寒さや病気で衰弱して亡くなった方や逃げ出そうとして撃たれて亡くなった方もたくさんいて、僅かな食料しか与えられず本当に過酷な環境下での生活を余儀なくされていましたからね(涙)


ようやく帰れると思っていたところ山本さんたちが途中で列車を降ろされて、その後スパイ容疑などで25年の重労働を言い渡される場面はもう絶望ですよね(汗)

そんな中でも皆で野球をしたり、少しずつ笑顔が増えてきて段々と明るい兆しが見えてくるのが良かったです。

でも山本さんは帰国の日を迎えることなく亡くなってしまって……(涙)

山本さんは皆から本当に慕われていたのですね(涙)


皆に書いた手紙の返事がそれぞれ届く場面も印象に残っています。


クロが海を泳いで船を追いかけてくる場面、感動!✨

クロが無事で良かった!


そして、山本さんの手紙を分担して預かった4人が、本文、母へ、妻へ、子どもたちへ、というそれぞれの内容を全て暗記して伝えに来る場面!

本当に本当に感動しました(涙)

それぞれの思いが込もっていましたね。

(北川景子さん、美しすぎる〜!✨)


最後は場面が現代になり、こうして山本さんの思いがこれから先も受け継がれていってほしいと思いました✨


実話ですし、本当に考えさせられる映画でした。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!