何故かNHK大河ドラマ「ひかる君へ」が回を追うごとに面白くなってきた。主演の吉高由里子氏の愛くるしい美貌もあるが、やはり歴史的背景の平安時代の藤原摂関家の重しが回を追うごとにリアルに存在感を増して、今に至る日本の骨太の歴史を支えていたことに気付かされる。
藤原道長と紫式部が恋仲とは完全な虚構だろうが清少納言を絡めて今後どんな展開になるのか興味深々なのである。
最初は低視聴率に喘いでいたようだが、画面から溢れ出す衣装に見る平安絵巻は瞠目にあたいするのではないか…日本人の美意識を醸し出したのは正しくこの時代なのではないか…。