5月3日は実家の、5日は母方の祖父母の家のお祭りの日です。

両家は元より親戚のためお祭り料理もほぼ同じ。

でも、私たちが大きくなってから親戚を呼んでのお祭りはあまりされなくなったので、こういった料理も長らくたべていない。

ゴールデンウィークになると、無性にたべたくなり、作ってみました。

まずは、鯛めん。これは誰にいっても理解されない。


煮付けにした鯛の煮汁をそうめんに絡めて汁を吸わせ、鯛のみをあしらったもの。これが一番懐かしい。

食べたことがない人は、想像ができないらしい。辛くないのとか、生臭くないのとかいわれるけど、全くそんなことはない。よくにた料理に、長浜のサバそうめんがあるが、あれは温かいし、さばだし。こちらは、常温で鯛だからね。

あ、ちなみに実家は彦根です。長浜のすぐちかく。ひこにゃんのいるところ。日本一の琵琶湖のほとりです。

あと、若竹煮。


自分でゆでたタケノコや、明石の友人にわけてもらった生ワカメが最高。


タケノコのばらずし、


具は、タケノコ、高野豆腐、ニンジン、干し椎茸、あと玉子絹さや、紅生姜と山椒の葉をあしらって。


後は、水菜のごま和えやきゅうりの酢の物。

実家では、鮒のあら汁、鯉の煮付け
、濃いめの味付けでお腹から卵が盛り上がってあふれているやつ。
ウドの酢味噌あえ、豆腐の木の芽田楽。鯉の洗いや鮒の小附。鮒の小附は鮒のお造りにふなの卵をまぶしたもの。

もうこの辺になると、海辺の明石では、材料が手に入らない。

だから、コロナの騒ぎがおさまったら、彦根で、姉や母とたべるんだ。

早く、移動が解禁にならないかな

楽しみです。

ちなみに、今すんでいるところのお祭りはいつかわかりません。もちろん、その時にどんな料理をたべるのかも。

そもそも、うちはどこかの氏子なのだろうか。
なんだか、さびしいですね。