「年商5000万から時給1400円の派遣社員へ」賢く繊細な人が職場で潰される本当の理由
「年商5000万から時給1400円の派遣社員へ」――時給1400円の派遣に落ちてわかった、賢く繊細な人が職場で潰される本当の理由[data-toc]{background:#ffffffd9;border:1px solid var(--color-border-medium-emphasis,#08121a4d);border-radius:8px;display:flex;flex-direction:column;gap:8px;padding:12px 16px}[data-toc] h2,[data-toc] ol,[data-toc] p{margin:0}[data-toc] .toc-header{align-items:center;display:flex;font-weight:700;gap:12px}:is([data-toc] .toc-header) h2{color:var(--color-text-medium-emphasis,#08121abd);font-size:.875em}[data-toc] .toc-empty-message{color:var(--color-text-low-emphasis,#08121a9c);font-weight:400}:is([data-toc] .toc-empty-message) p{font-size:.75em}[data-toc] ol{list-style:none;padding:0}:is([data-toc] ol) .last.collapse a{border:none}:is([data-toc] ol) a{border-bottom:1px solid var(--color-surface-tertiary,#08121a14);display:block;font-size:.75em;padding:6px 0;-webkit-text-decoration:none;text-decoration:none}[data-toc] .h4,[data-toc] a{color:var(--color-text-medium-emphasis,#08121abd)}[data-toc] .h2{font-weight:700}[data-toc] 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ここから始める自営業返り咲きへの道目次を開く派遣という場所で見えた構造――私はここを抜け出す私が会社を潰して自営業の座から転がり落ちて1ヶ月後、7月13日、私は派遣社員として働き始めた。もう一度、自営業に返り咲くためまずは生活を安定しないといけないと、子どものことを大優先に考えて選んだ仕事だけど、10数年ぶりに戻った会社員という働き方は以前、会社員をしていた時に見せていたものと全く違っていた。このアメブロは、自営から雇われて働く働き方になってみたら辛いですとか、可哀そうなので同情してくださいと語っていくものではありません。曲がりなりにも10年以上、ほぼ一人で(正確には主人と二人で)年に4000、5000万と粗利を作ってきた自営業だった私が、雇われて働く派遣という職に戻って見えた世間の見え方とはどんなものかを書いていくものです。誰も続かない派遣社員としての仕事について7月13日。離職率が究極に高い職場に入社。派遣先からはクレーム処理の電話対応の仕事で楽な仕事ではないと言われてはいた。でも、私としてはクレーム処理の電話であれば、正直、営業をしていた時代が長いので、難なくこなせると思っていたし、多分クレーマーからの電話に耐えきれず、みんなそれに嫌になってしまうのが離職率が高い原因かと思っていた。でも働いて数週間、派遣社員が続かない本当の理由がすぐにわかってしまった。7月31日までは、私の代わりにやめていくもう一人の派遣社員の前任者がいたため、私は主にクレーム対応の電話に出ていた。そのあまりにも慣れた対応に周囲はびっくりしていたけど、でもなんかおかしい。その対応を褒めるどころか、私の仕事に対して周囲はどこか冷めている。しかし、引き継ぎが進むにつれてその理由がわかってきた。それは前任者が辞め、私一人が電話対応をしなければいけなくなった瞬間から明らかになっていった。同時に、前任者が半年で辞めたいと思った理由も、その前の派遣社員がわずか1ヶ月で辞めた理由もはっきりとした。電話を取るたびに、仕事が増えていく「クレーム対応のお仕事です。」そう伝えられて入った仕事の実際の実態はこうだった。電話を取れば、そこで受けた内容を派遣社員である私が処理するのが役目。処理できないまま時間が過ぎても、その仕事を次の勤務日に持ち越して対応しなければいけない。そしてここがポイント。---派遣社員の仕事を正社員が手伝うことはない。これがこの職場では派遣社員の扱われ方。電話が来たら派遣社員が対応する。とにかくそれが徹底されている。確かにクレームの電話もくるけど、そのクレームにうまく対応して長電話をしていたら、他の電話に出れなくなってしまう。それはここでは求められない。だからクレームの電話がかかってきた場合には早く要件を聞いて次の部署に引き継ぐようにと、つい最近、命令が下された。どうりで私がクレーム処理を上手に行っても、周りがしらけているわけ。特に8年目の正社員のお局様は徹底している。明らかに自分の仕事に余裕がある。それでも、絶対に電話を取らない。電話を取るのは派遣社員の仕事だと言わんがばかり、常に私に圧力をかけている。目を光らせることだけは決して怠らない。派遣が電話を取り、派遣が処理する。社員が電話を代わるのは、自分に直接関係する仕事のときだけ。そして、かかってくる電話の内容を見ているうちに、あることに気づいた。駐車場を増やしたい。賃貸の名義を変更したい。車庫証明がほしい。同居者を追加したい。苗字の変更届を出したい。電話で問い合わせが来る内容のほとんど、つまりお客様対応に関すること全てが、派遣社員に任されている仕事になっているロジック。つまり、電話を取れば取るほど、自分の仕事が増えていく仕組みになっているのだ。これはクレーム対応の仕事ではない。電話を取るたびに仕事が増えていく何でも屋さん。「自分で考えて」と言われても、全体像は教えられないこの会社では、「自分で考えて動いて」と言われる。しかし、実際には案件ごとに対応方法が違う。たとえば駐車場の追加ひとつを取っても、保証会社によって対応が異なる。ところが、その違いは最初に説明されない。全体像も教えられない。実際にその案件に遭遇して、間違えた後に初めて、「教えなかった私も悪いけれど、このやり方ではダメ」と言われる。では、どうすればよかったのか?何を、どのような順番で処理すればよいのか?それを聞くと、「自分で考えて」と再度、返される。私は、そこに強烈な違和感を覚えた。もちろん、仕事の理由や背景を自分で考えることは必要。しかし、急いで処理しなければならない仕事なら、まず正しい対処方法を伝えることが先ではないのか。最低限の全体像と判断基準を教えたうえで、自分で考えさせるのならわかる。だが、何も知らされていない状態で、案件に遭遇するたびに正解を当てるよう求められる。それに、社員が忙しそうにしていれば質問しにくい。聞けないまま進めれば間違える。一度聞いたことを忘れてしまい、もう一度確認すると、「教えましたよね?」と言われる。この環境では、質問すること自体が怖くなっていく。私は前任の派遣社員さんが死んだ魚のような目をしながら辞めていった姿が忘れない。てっきり、クレーム対応が辛かったのかなとか思っていた。でも違った。多分、彼女はこの理不尽さ、もっというと「区別、差別」されることに耐えられなくなって辞める決意をしたんだと今ではわかる。能力のあるメタ・ルサンチマンほど、押しつぶされる今の私はかかってきた電話の業務は全て一人でこなす。仕事を覚えるだけでも大変。かなりの事務処理能力が求められる高度な仕事だと思う。しかし、これだけの処理量がありながら、時給は派遣会社の取り分もあって1,400円しかない。そこに尊厳みたいなものがあるならまだしも、この職場には全くないどころか、派遣社員は正社員とは違うんだというはっきりとした区別まで存在する。それは辞める。特に、空気を読み、周囲の状況や構造まで見えてしまう賢くて空気を読むことができるメタ視点のようなものを持った人ほど、この環境はきついはず。私はこの空気を読むという自分の特技「メタ視点」を使って、これまで10数年、自営業をしてきた。1000人以上の教え子を抱え、空気を読みすぎてしまうことで不自由を感じている起業家の方に、逆にその能力を活かして輝く術を教えてきた。だから、私自身、この仕事の残酷さ、理不尽さがよくわかる。能力がなく、メタ視点も持っていないなら、これが派遣社員の仕事なんだ、仕方がないと思えたかもしれない。事務仕事が好きで、自分に合っていると思えるのなら多分耐えられる人もいるかもしれない(一人も残っていないけど)しかし、私は自分がなぜ、このお局様、会社が作ったルールに合わせて働かなければならないのか、なぜ派遣社員だからと区別されないといけないのかと考えてしまう。それと同時に、これまでこの職場を辞めていった派遣社員さんたちの気持ちが痛いほどわかってしまう。怨念とか恨みとかそういうドロドロとした「ルサンチマン」と言うべく、派遣社員たちの鬱憤が自分に乗っかり、敵討(かたきうち)をしないといけないとまで思ってしまう。私自身、家庭の事情があるから、今すぐこの職場をすぐに離れることはできない。少なくとも、あと数ヶ月は働かなければならない。そこで考えた。私はながらくビジネスをしていた。自分でゼロから一を生み出す力がある。ここから抜け出すために、もう一度売り上げを作るという選択肢を持っている。だから、ここ以外で自分で売り上げを作って、なるべく早くここを抜ける。これが私にとっての今の職場での目標であり、メタ視点を持ったルサンチマン、「メタ・ルサンチマン」がやるべきことだと信じている。だけど、ビジネスをしたことがない人、自分で売り上げを作ったことがない人はどうするのだろう。副業や、他に稼ぐ手段を持っていない人は、どうやってこの苦しみに耐えるのだろう。生活のため。家族を支えるため。子どもの学費を払うため。辞めたくても辞められず。死んだ魚の目の人を次から次へと生み出すこういう仕組みが多分、世の中の会社の中にたくさん存在していると思う。仕事ができるできないではなく、立場によって区別され、不当な役割をさせられている人たち。自営から派遣社員という立場になってこそわかる世の中にある溜まっている鬱憤。メタ・ルサンチマンたちの怒り。この職場についたからこそ、これからもう一度、自営業として復活する私の役割がはっきりと見えてきたように思う。私はメタ・ルサンチマンを応援する。苦しいのは、あなたが甘えているからではない私はここを抜け出す。必ず抜け出す。だけど簡単に「あなたも一緒に抜け出そう」とは言わない。抜け出したくても、そこにいなければ生活できない人がいることを知っているから。私みたいに営業出身で、自分で売り上げを作れて、1000人以上の人にサービスを販売してきた人の方が稀。普通は鬱憤があっても、事情があり、耐えながら仕事をしている人がほとんどだと思う。それでも、ひとつだけ伝えたい。「傷つく自分が悪いのではないか?」「自分だけ覚悟が足りないのではないか?」「これはただの甘えなのではないか?」そう思いながら、がんじがらめになって働いている人がいるなら、それは違うと言ってあげたい。あなたが苦しいのは、世の中の不誠実さやおかしさに気づくことができる力を持っているメタ・ルサンチマンだから。人の空気を読み、周囲の事情を考え、自分より高い位置から全体を見渡せてしまう。だから、自分の気持ちよりも、家族や子ども、会社や上下関係を優先してしまう。「派遣だから仕方がない」「生活のためだから仕方がない」「みんな我慢しているから仕方がない」そうやって自分を騙すけど、この職場の離職率を見てもわかる通り、メタ・ルサンチマンこそ耐えられない。でも実はそのメタ視点、生かす方法がある。私はそれを知っている。それを伝えたい。だって私はそのメタ視点で10年以上、自営をしてきたし、そのメタ視点があったからやってこれたと思っているから。派遣社員が辞めても、日常は何も変わらない私はおそらく、あと3ヶ月でここを去る。でも私が去っても正直、この職場では波風も立たない。私の前任者が少し前に辞め、別の部署でも半年で派遣社員が辞めていったけど、お疲れ様でしたという労いの言葉もかけない職場がここ。「まあ一人、派遣が辞めたね」会社の日常は流れていく。だから私も何事のなかったかのようにここを辞める。でもせっかくだから、この派遣社員の悔しさを、メタ・ルサンチマンをしっかりと受け止めて蓄積してやめようと思う。本当は辛いのに、勇気がなくて従うしかない人、賢くて繊細な人の光に私はなりたい。それが自営業の成功という座から転がり落ち、今月給15万円の派遣社員として過ごす私の本音です。ここから始める自営業返り咲きへの道私はこれまで三回、派遣社員を経験してきた。正直どの職場でも、「派遣だから」と区別され、肩身の狭い感じがどこかにあった。でも昔は「それは派遣だからしょうがない」と自分で自分を納得させ、耐えてきた。でも自営業を長らくしてきた今、そんな我慢はしなくていいことがわかる。むしろその疑問に思える視点が武器だし、能力関係なく、区別されたその状態や環境では、私や、もちろんあなたの本領が発揮されることは絶対にないのだから。でももし、その環境であなたの「heat」とも呼ぶべき「本領」までが潰されてしまったとしたら、死んだ魚の目になってしまったとしたら、永遠に本領は発揮されなくなってしまう。だからまずは私がここを3ヶ月体験して、heatを消すことなく売り上げを作ることで証明したい。これが倒産、破産までして到達した私の魂の再起の決意です。私は、理不尽にheatを消され、死んだ魚の目にさせられそうになっている「メタ・ルサンチマン」たちを置いて、勝手に自営業に返り咲くつもりはないです。3ヶ月後、メタ視点を武器に売り上げを作り、何事もなかったかのように去っていく。その【証明の軌跡(リアルタイムの脱出劇)】を、あなたに見せつけたい。だから、もしあなたが今の自分の環境に「話が違う」と隠れた怒りを抱えているなら。でも実際にやるのは私みたいなおかしい人だけでいいから、おかしな人からheatを消さないためのパワーを受け取ってほしい。さて、今日から私の奮闘のすべてをリアルタイムで記録していきます。フォローして、これからの私の企てを見届け、共にこの脱出劇の加担者になってください。