先日の盆休みにね、遠方に嫁いだ友達に会いに行ってきた。

でね、その友達がね、どーせこっちまで来るならば、ついでに
女性の団体とゆうか、軍団が化粧をコテコテと塗りたくって付けまつ毛バチバチにしてる事で男装して(面白いなぁ〜)
その上歌って踊って芝居もする‼️という忙しくも個性的な軍団を見ないか? 
あたし今からチケット取るよと誘ってくれた。

勿論その軍団の存在は知っていたけど、今まで生で見る機会はおろか
見たいと思ったことも無かった私。

せっかくのご好意とはいえ迷ったんだけど
演目が「エリザベート」だというのを聞いて
「あ?その演目聞いたことあるわ」
と思った、ただそれだけで見ることにした。

多分こんな機会でもなきゃ、男装した女性の軍団をこの肉眼で見ることは無いだろうし
軍団といえば、たけし軍団しか思い浮かばない私にはそれはそれで楽しみでもあった。

んで、こないだ見てきたよ
軍団の予備知識ゼロ、エリザベートという題名が人の名前だったのも知らなかったど素人の私の感想

ファンの方の逆鱗に触れると怖いヘタレなので
一応イクラの醤油漬けの中に漬け込んだ感じにボカしての感想にしておきます、はい。
(違う理由からだけど、コメント停止にしていて良かった。)

sora解釈の宝塚宙組エリザベートあらすじと感想
(盛大にネタバレあり)

闇の皇帝のパタコラン(知ってる?)トート
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歌丸師匠が若返って女装した自己中女に恋をして
その瞬間パタコラン突然歌いだしちゃうわ、分身のよーな子分連れ回しちゃうわで、まー大〜変。

自己中女は典型的な2ちゃんの家庭版脳とゆうか、鬼女脳で
姑のやることなす事全てハナから全否定。

代々受け継がれてきた地位や財産には、それに付随するしきたりや義務があり
部外者であった自己中女がそれを教えてもらうのは、当たり前の事なのに
「私を妬んでんじゃねーよ❗️」
と、斜め上の謎思考で逆ギレしたり
「いゃーん、助けてダーリン、トメさんがイジメるの〜〜えーん
と、旦那に泣き落とししたりと、もうメチャクチャ。
王家に嫁い自覚さらさら無し。

その後は
「たとえ皇帝のお妃でも、しきたりや義務なんてどーでもええねん❗️
私は私や、これからも自由に生きたるでぇぇぇ、ニィィィィィィ❗️❗️❗️ムキー
と、叫び気絶。
・・・、あなたが精神病院行った方がいいですよ??
患者として

そして自分の思い通りにならないものは、姑は勿論、母の言うことはしきたりだからと言う旦那にも
「味方してくれないなら、お前も敵じゃぁぁ❗️❗️ムキームキー
と叫び敵認定して
自分は苦労なく自由に生きたいから、異論を唱えるものは国民だろうが全ては悪という考え。

「私の美貌が国を救う」と、自分のびぼーの為に
湯水のようにお金と時間を使いまくり。
挙句国民や旦那や姑を引っ掻き回して、自分で周りに敵を作りまくり。
自分を正当化しつつ甲高い声で歌いながらパワフルに育児放棄。

挙句、愛されない息子は
「お母さん、僕は寂しいよぅ、生きるあてもないよん」
と叫び、拳銃自殺
何故かその脇でハイテンションで「ねぇねぇ死にたいの⁉️死にたきゃ死ねばいいさね〜ビックリマークヘイヘイ爆笑音譜」と踊り狂って自殺を煽る非道なパタコラン。

晩年は全ての義務を投げ出して旅に出て、毎日付き人を何人も従えて各地を豪華に放浪するエリザベート。
地位と財産だけはちゃっかり利用してるのよね〜〜。

エリザベートを愛する旦那と、当時生きてた息子と国民放ったらかしにして、そんだけ好き勝手して生きてるのに
「私は自由じゃない〜〜音譜、ヨヨヨヨヨ〜〜んルンルン」ってさめざめと歌うんだぜ
いやいやいやいや、あんさん

充分自由やないかい滝汗はてなマークビックリマーク

んで最後は
他の男性登場人物は恐ろしいほどドンドン老けて髭で顔が埋もれていくのに
ずぇんずぇん歳を取らない謎の黒ヒゲ男に殺されて
パタコランと終わりのない愛で結ばれて涙流して死んでゆく

は⁉️
あれだけバタコラン嫌がってましたよね
あなたを愛してないってキッパリ言い切ってたのに

医者になり、司祭になり、息子のマブダチになりって、タダでさえ自分の周りをウロチョロするコスプレのストーカーなのにガーン

初めはエリザベートに「死は逃げ場ではない‼️」とかカッコつけて突き放しちゃう癖に
その後は愛する人を自分のものにする為に、自分のタイミングでエリちゃんを殺しちゃうんだよ滝汗

うーん、そんな男をどうして急に永遠の愛を確信するほど愛しちゃったのかはてなマーク
自己中同士、意気投合⁉️
パタコランはエリザベートの脳内だけの架空の人物!?

一度見ただけでは色々と理解出来やせんでした、さーせんちゅー

結局
自己中を最大限に振り回して、その周りの人を次々不幸にして
自分だけ愛する人と結ばれて幸せに死んでいこうだなんて、都合よすぎやしませんかぃ❓

とゆー、ストーリーと感想でした。
あくまで、sora解釈です、戯言です。

まぁあれだな、宝塚エリザベートは
その楽曲の良さと、独特の雰囲気 
そして「あの方があのシーンを演じるのが観たい!」
って観劇するものなのかもね。

演者さんは
パタコラントートの朝夏まなとさん
エリザベートを不幸に陥れて弱ったところを掻っ攫う
まさに蟻地獄的な人物を、丸い顔で無表情に見事に演じきる。
声はシャウトをきかせて唸る様に歌ってるのに、でもあくまで無表情。
素晴らしい。

エリザベートの実咲凜音さん
前の方の席だったから、結構顔もよく見えたんだけど、老けてる。
端役の演者さんの様な、若さを感じられない。
結婚前のブリブリの歌声が似合わない。
お上手でした。

空気旦那の真風 涼帆さん
何事にもソツがない感じ。芸達者。

老けない黒ヒゲ危機一髪 愛月ひかるさん
うん、素晴らしい!

自己中女の被害者息子  配役に3人書いてあるので
澄輝 さやとさん蒼羽 りくさん 、桜木 みなとさんのどなたか。
切なく可愛かった。

そして今回1番良かった演者さん

ヴィンディッシュ嬢 星吹 彩翔さん。
迫力のある、鬼気迫る演技と
ピンと張りのある歌声、コロコロと変わる表情。
1番心に残りました、ありがとうございます。
不安定な音階に感情を乗せて歌うのは、大変だと思うけど、狂気を乗せて超自然。
彼女のエリザベートを見たら、また印象変わっていたかも

最後に。

宝塚歌劇の大劇場は、本当にバーキン率高かった。

私が待ち時間椅子に座ってる間にも5.6人見た。
カジュアルに持ってる人は皆無で、若い子は皆さんフォクシー風のワンピースに、これまたfoxy風のカーディガン。
そして栗色の巻き髪。

年配の女性はto be chic、エポカ風なツーピースか、お着物かな。
バーキン持ってた着物のおばさまが、サンドウィッチをおちょぼ口でつつく様ゆーっくりと食べていた、上品だわぁ。

残念なことに、どれも余りにも遠目で偽物かの判別は出来ず。

宝塚大劇場ってとこは、バーキン持って着飾ってくる人も多くいれば
近くのスーパーに行く様な余りにもラフなヨレヨレのTシャツってなカッコで来る人も、これまた結構いる。

あ、あと若作りのおばさんが多い!
ファンデ白塗りを過ぎのおばさんも多い!
(両方ともあたしの事だよ笑い泣き
昭和の遺物みたいな巨漢な女性もチラホラいる。

帰り、友達超絶お勧めの宝塚土産の「焼き餅」を宝塚駅に寄り購入。美味しい、是非また買いたい。