今誰もが、空気を読む、読まない、KY
などと、普通に言ってる言葉の元が
山本七平さんの｢空気の研究｣。
今から40年も前だから進歩的だよね。
その山本さんが正体を隠し、何故か
ユダヤ人に成りすまして書いたデビュー作が
コレ。1970年、戦後25年め。
山本さんはキリスト教徒だけど、
なぜユダヤ人？？ 幾つか批判もあるように
必ずしもユダヤの理解に精通しているとは
思えない。それでも｢ユダヤ人｣でなければ
いけない理由が、、あったのではないか。
イザヤ･ベンダサンである山本さんは、
日本がどんなに平和で独特で
唯一無二の国であるか、、という特長を
｢日本人は日本教の一宗徒｣と分析する。
それは人間を基準とする宗教だ、と。
日本教とは何か？、、知りたければ
西郷隆盛と勝海舟を見れば良い。
王でも将軍でもない二人が向き合い、
互いの人間性を認めて｢あなたに任せる｣の
一言で江戸の民を守り、ひいては
外国の侵略からも日本を守った。
こんな解決方法、世界にあるだろうか。
以心伝心、.阿吽の呼吸、
大岡裁き、人間味あふるる名判決。。
そんな空気は日本の国土に自然に満ちて
独裁者はおらず、人の世を作ったのは
神でも鬼でもない、向こう三間両隣の
唯の人たち。なんなら猫もその一員で。。
旧約聖書に猫は出て来ず
ましてや聖書の行間を読む、なんて
さっぱり理解できないし、
ユダヤ人には律法が全てなので、
法に書いてないことは行われない。
アメリカ人も法は法なので、懲役256年、
なんてなっちゃうけど、
日本には理外の理、法外の法、言外の言が
存在し、実はそれが最高の法だったりする。
実際、自衛隊を憲法に明記してなくても
皆でなんとなく認めてちゃってるね。
いや、自衛隊は明記してください。(^_^;)
そんな日本論は最高に素敵だけれど、、、
今ね、ユダヤ人ディープステートの
ことばかり考えている私には
ﾁｮｲﾁｮｲ気になる文章が、見過ごせないのよ。
◆古代ユダヤ人は全エジブトの経済を握り
当時の国立銀行総裁や輸出入公団総裁の
地位を占めた
◆中世はスペインの経済を掌握し、、
ユダヤ人商工ギルドは全東方を圧する
◆近世では帝政末期のロシアやドイツでも。
◆家畜は神聖なもの。アウシュビッツは
伝染病に患ったヒト家畜の処分・・
◆朝鮮戦争は日米の資本家が儲ける為に
企んだものだ、と言う人がいる・・・
◆第一次世界大戦を起こしたのは・・
◆パレスチナをめぐる争いは民族や土地で
なく、体制の争いだ、
◆世界が非常に狭くなり、
地球が一つの経済単位になりつつある・・
◆支配者ユダヤ人または華僑など・・
◆今世界を支配しているのは、まだ、
キリスト教徒白人と共産主義白人である、
なーんて、馬渕睦夫チックな話が
それとなーく入るんだよね。。むむむ。
そして冒頭のエピソードは
｢日本人は安全と水はタダだ思っている｣
最後のまとめが
｢日本人は原爆以上の問題に直面している
のに、少しも自覚していない｣
そして、
｢互いに交われば相互に理解できると
単純に考えている日本人があまりに多い｣
なんですよ。。
あの時期の山本さんが、大きな声では
言えないユダヤ人の計画を知っていて、
お花畑の日本人にそれとなく警告を
発しているように･･思えてならないんだ。
以前ならこんな読み方しないだろうに、
ちょっとビョーキか？
危機管理センサーが向上したのか？？
ちなみにイザヤベンダサンは
いざや便出さん、なんて説もあるようだ。
むむむむむー。
