●飛ぶ教室 @エーリッヒ・ケストナー | ★50歳からの勉強道~読書録★

★50歳からの勉強道~読書録★

本は友達。一冊一冊を大切に記憶に留めておきたい。

子供の頃に百万回読んだ本、感動の再読!
いや、面白いねえ。
何が面白いかって、良くわかんないけど、
ほんと好き。好きなんだもん。


舞台はドイツ、寄宿舎制の高等学校。
愛すべき生徒たちと、上級生、他校との喧嘩
尊敬する先生と、その友。。


ま、こういう読んで楽しい本に
説明はいらない。読んでることが喜びなのだ。







ケストナーはもともと詩人で、シニカルかつ
厭世的な作風が多くて、戦時中はナチスの
迫害を受け、焚書にもあったそうだ。



ただ、私も好きだった「エミールと探偵たち」
で子供たちにも人気があり、影響を考慮して
児童文学作品は、焚書を免れたとか。
そんなこと、ちっとも知らなかったけど。


ケストナー





「飛ぶ教室」はドイツで映画化され、
日本でも舞台になっている。



他に私は「点子ちゃんとアントン」が大好きで、
これもきっと百万回読んだけど、スープを作るとこしか覚えてない。。探して読まねば。



昔、読んだ訳とは少し違っていたけれど、
感動と楽しさは、まんまだなぁ。

この挿し絵、見たような覚えがある、、





大人になって読むと新たな発見がある・・・
かと期待したけど、特に無くて、、、(^^;
自分が子供の気持ちに戻っただけだった。

きっといいのだ、これで。ね。



★時分が子供だった時のことを
    忘れないでくださいね。

★子供の涙が、大人の涙より小さい、
   なんてことは、誓って、ないのです。


と、ケストナーさんも言っている。(^^)