武士の給金は禄高(石高)で表している。これがその家の基本給。この禄高(石高)とは何かとい | フードアナリストyume-no-hana-saku123のブログ

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時に、そんな時間さえままならない試煉を与えられる。そんな時に口にしたひと口の食べ物に「生」への糧を感じる。

時々?かなり?勘違いしている人がいますが。
江戸時代の熊本の五十四万石って、街の大きさではなく、
藩主である細川氏の禄高の事なんですけどねえ(笑)
武士の給金は禄高(石高)で表している。
これがその家の基本給。
この禄高(石高)とは何かというと、農地1反あたり収穫できる米が凡そ1石であるということが基本になっていた。


例えば、
禄高が100石の御槍奉行の場合は、
実際に給されるのは(現米という)40石(米俵40俵)と本役に対する御役料50俵、兼任している御普請奉行の御役料30俵であった。

これを金銭価値に換算すると、収穫の状況により相場の変動があったとは言え、米1俵の平均的な価格が凡そ1両であったので、禄高分40両+本役の御役料50両+兼任奉行の御役料30両。合計120両の収入であったと考えられる。