思い出すべきことは自分を大切にしてくれた人のことであって、そうじゃなかった人のことではないよね? | スピリチュアル コンサルタント YoUMe(ユミ)の部屋

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心・身体・感性に同時にアプローチするYoUME Method/ユミメソッドを考案したスピリチュアル コンサルタント YoUMe(ユミ)こと、舟生侑未(ふにう ゆみ)の
人生観や生き方、物事の考え方などについてのブログです。

私たちって、自分が辛いとき、つい、自分に対して優しくない人たち(まぁ、端的に言えば、裏で人の足を引っ張るような仕打ちをしたり、人のことをオミットしたり、ないことないこと、事実無根のネガティブな噂を振りまいたりする人たちのことですね)のことを思い出して、「あいつは…」とか、「こいつは…」とかって、ふつふつと考えますよね?

本当はその時間を、もっと大切なことのために使ったほうがいいのに、気が付くと、何度も何度も、その人たちのことを思い出しては、自分の中にネガティブな感情を積み上げていたりしていますよね?

 

ホントに、自分でも嫌になるんですけど、そうなんですよね…

「そんなこと、考えるだけ無駄。止めたほうがいい」ってわかっていても、つい、悔しいから、心が追いかけちゃうんですよね。

そして、忘れればいいのに、ひどいことをされたシーンばかり思い出して、自分の中に刷り込んで。

自分でもそんなことしてたって、全然、ハッピーになれないこと、分かっているのに、気が付くと、そのことばっかり考えていたりして…。

で、そうすれば、そうするほど、腹が立ってきて…

 

それ、とってもよくわかります。

本当に止めようとしても、止まらないんですよね。

 

でも、まだ、こうやって怒りの感情を持っていられるうちはいいんです。

それがあるとき、「諦めの感情」に移行したとき、人の心は麻痺していくのです。

そして、心が身体から逃げ出すのです。

 

これが、軽い離人症です。

Wikipediaにも書かれていますが、「ある程度の離人症や現実感喪失は、一時的な不安やストレスなどによって誰にでも起こり得るものである」ということなので、そういう状況に入ったからといって深刻にならなくてもいいのですが、ただ、そういうったストレス下にあまりにも長い間いると、そういった状況から離れた後も、うまく現実感や自分という感覚を取り戻すことができなくなってしまうことがあります。

 

当初、本人も、この感覚に気が付かないのですが、ふとした時に、「あれ?」という不思議な思いに襲われます。

何かが、今までと違うのです。

今までであれば、もっと実感を持って、別の言葉で言うと、もっと自分に直接的にぶつかってきたように感じられた世界が、「ふ~ん」という風にしか感じられなくなっているのです。

つまり、世界が遠いのです。

 

確かに自分は、今、この世界に生きているはずなのに、自分だけが世界から切り離されたような、そんな感じなのです。一瞬、不思議な哀愁のようなものを感じなくもないのですが、何かから解放されたような感じがして楽なのです。

 

なので、最初は、そのことに、ほとんど問題意識を持たないのですが、そのうち、泣けない自分がいることに気が付くのです。そして、楽しいわけでもないのに、笑うことができる自分に気付くのです。

これは自分だけが感じる違和感です。(とはいえ、分かる人には、それは視えていますが)

 

ですが、別に社会生活に支障が出ているわけではないので、「まぁ、そのうち、元に戻るだろう…」とやり過ごすのですが、世界はどんどん遠くなる、というよりは、周りで起きていることが、以前にも増して、記録映像か何かを見ているような感じになっていくのです。

 

「あ~、そう言えば、こんなこと、昔の映画であったなぁ…」という感覚です。

その頃には、体感がほとんど抜け落ち、遠い昔、周りと共有していたはずの何か、そう、心と共鳴していたはずの体感のような、そういう響きが身体の中から失われていることに気が付くのです。

 

「心が動かない…」というのとも違うのです。

何しろ、遠いのです。

世界を漫然と眺めている感じなのです。

 

そして、この感覚は徐々に、本人を蝕(むしば)んでいくのです。

そして、蝕まれた先にあるのは、自分を消滅させたいという願望です。

 

 

この消滅願望との闘いが、言葉で説明できるほどたやすいことでないことは、離人症を乗り越えた人たち(サバイバーですね)にはわかるかと思います。

 

「単なる自殺願望だろう…」と言われそうですが、離人症の人たちの消滅願望は自殺願望とは異なるのです。

結果として、自殺という結論に辿り着いてしまうこともありますが、離人症の人の消滅願望は、根っこにあるのは、基本的には「生きたい」なのです。

死にたくはないのです。

ただ、自分が他人から認識されることによって、その状況が引き起こされていることを理解しているために、自分の存をが他人から認識されないようにしたいだけなのです。

それが消滅願望です。(上記「消えたい」とこの部分の理解が異なるのですが)

 

でも、自分を消滅させたいと願う、そんな時、何とか思い出してほしいのが、自分の中のどこかにしまわれているであろう「大切にされた」という記憶です。

もちろん、そんな体験すらないという人もいることは理解しています。

ただ、それでも…、と思うのです。

 

もしかしたら、それは周りから見たら、「えっ?」と思われることでも、自分にとって、大切にされた、愛されていたと思える一瞬があれば、戻ってこれると思うのです。

 

あぁ、私は愛されていた…

大切にされていた…

 

その記憶。そして、それに伴う体感が、身体から逃げ出そうとしている心を、身体の中に留めさせるのではないかと、私は思うのです。

なぜなら、人は、心だけでは温かさを感じることはできない生き物だからです。

身体が伴わなければ感じることができない大切なものがあるです。

 

ただ、離人症の人たちは、それがわかっていても、過去における身体に対する痛みが大きすぎるため、なかなか、心を身体の中に入れておくことができません。

でも、トライしてみましょうと思うのです。

逃げ出そうとしている心をきちんと捕まえて、身体と一緒に捕まえてくれる人は必ずいますから。

 

だからこそ、思い出すべきことは、自分を大切にしてくれた人たちのことであって、そうじゃなかった人たちのことではないのです。

 

「あぁ、私は大切にされていたんだ」

 

その記憶が、若干の過去へ後悔や痛みを伴うこともあるかもしれません。

でも、大切なことは、自分にも大切にされたことがあったということです。

 

決断をする前に、もう少しだけ頑張ってみましょう。

 

 

YoUMEメソッドとは

 

【特徴】

「YoUME Method/ユミメソッド」とは、

 

心(マインド/メンタル)
身体(ボディ)
センシティビティ(感受性/感性)

 

の3つに同時にアプローチし、身体と心のメンテナンスを一気に行い、

  1. 健やかなボディラインをもった身体をゲットし、

  2. それによって裏打ちされる強いマインドを確保することで

  3. 個々人の中に眠るセンシティビティを発揮させることができ、

  4. それによって、ゴール達成の邪魔になっているリミッターを取り除き、

  5. 持てる能力を十二分に引き出し、向上させ、

  6. 自分らしい生き方ができるようにする

メソッドです。

【効果】

​人はボディ、マインド、センシティビティのバランスが崩れると、何かしらの不都合を感じるようになります。
この状態が長期化すると、心も身体も感覚が麻痺し、外からはわからなくても、本人における虚構感や倦怠感が募ります。

このバランスの崩れを元に戻すことで、ボディラインは元より、健康で幸せ、かつ自分の能力を最大に発揮できるようにすることが、YoUME Method/ユミメソッドのゴールです。

【要素】

​YoUME Method/ユミメソッドは、自己啓発の祖とも呼ばれるルー・タイス氏と脳機能科学者の苫米地英人さんが体系づけたTICEコーチングや認知科学をベースにした気功やヒーリングといった様々な知見を用い、構成されています。

 

 

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