週明けのドル円は、106.20円前後で細かく上下に振れて推移しており、上記政策期待を材料に、円安方向に振れるようだと、日経平均先物の押し上げ要因となる。
CMEの日経平均先物の清算値は16610円で、現物終値とほぼ変わらずの水準で戻ってきた。上記、財政政策・金融緩和への期待もあり、日経平均先物の下値は16500円辺りで限定的とみている。
注目は、20日に売買代金7323億円と、個別銘柄として、過去最高を記録し、過剰流動性相場の象徴となっていた任天堂(7974)の動向。22日の引け後に「ポケモンGOの連結業績に与える影響は限定的」と発表したことで、NY時間のADR円換算は前日比-3389円と、24610円の大幅安となった。
任天堂自体は、日経平均採用銘柄ではないものの、関連銘柄に売りが波及するようだと、指数へもマイナスの影響が出るため、上値を押さえる要因となりそうだ・・・完全版を読む
日経平均先物 M15