本日の東京市場は、投機筋を含めてほとんどの投資家が様子見となることが予想され、方向感が出ない閑散相場となるだろう。
注意点としては、本日の20年物国債入札の動向。日銀の債券買いによって、急激に低下している長期・超長期金利(20年債0.195%、30年債0.270%、21日時点)は、今回の入札(プライマリー・ディーラーのみが参加)が不調となった場合、債券価格の急落(=利回り急騰)により、円相場が円高に動く可能性がある。また、金利上昇となれば、不動産セクター、J-RIETや高配当銘柄に売りが出る流れを想定しなければならない。米国は、英国の国民投票を控えて、今晩の米国債入札を中止して、リスク回避を行っている。
日経平均先物 M15
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