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先日 図書館で借りた本を雨で濡らしてしまいました(-_-;)
※写真はイメージです
そして先々週の週末に借りていた本の返却と、
予約していた本の受け取り図書館に行った際に、
本を雨で濡らしてしまったことを自己申告しました。
すると別の担当に代わり（たぶん、正規の職員の方だと思われる）
「弁償してください。手続きの方法はこちらで」と言われ
カウンターで弁償の手続きの説明を受けました。
そのあとのやりとりで、ちょっとモヤモヤしてしまったのです。
弁償することじたいに異論があるというのではなく、
「汚破損した際のガイドライン」がないと感じたのです。
というのも、弁償の手続きをする際に渡されたチラシには
そこに書かれているのは、弁済方法だけで
たとえば、「これくらい汚破損したら弁償」などは書かれていない。
「汚破損して弁済」が どこから適用されるかが不明瞭なのです。
汚破損の程度がどの程度なら弁償するのかという
ガイドラインがどこにも掲載されていない。
そのため手続きをしている最中に、係員にいくつか質問をしてみました。
明らかに目立つ汚破損ではないのに「弁償」とされたのはなぜか
（本全体が著しく汚破損していて読めない状態ではないのに
「汚損しているので弁償してください」というのは どういう判断基準か）
現在 貸し出しされている本で、もっと状態の悪い本があるが
それと、今回雨に濡らして汚損したという本の違いはなにか
（今回 雨濡れして汚損したといわれる本よりも もっと汚れがひどい本は
なぜ弁償されていないのか）
本の汚破損を自己申告しなければ、どうなっていたのか
虚偽の申告をしたらどうなっていたのか
（それをどう確認するのか）
これらを質問したのですが、明確な回答がありませんでした。
というか、返答すらせず黙秘されました。
あればそのガイドラインに沿って返答をしたはずで
もしガイドラインじたいかないのであれば、それは
そのとき担当した職員の裁量、自己判断ということになります。
また虚偽申告でスルーできてしまうなら、ずるい考えをすれば
汚破損しても「しりません、わかません。借りたときからそういう状態でした」
と嘘をついても まかり通ってしまうということを
黙秘したことによって証明してしまったわけです。
さすがに黙り込まれたときにムカッ
ときたので
「じゃあもし今度そういうことがあったら、
"知りません、わかりません"で通しても確認手段がなければ
それで通ってしまうってことですよね？
なら"汚破損しました"って申告した人は、
正直者が馬鹿をみたってことになりますね」
と、イヤミを言ってしまいました。
今回 雨濡れした本は、文庫本で弁償できない額ではないのですし
まだ流通している本だったため、弁償手続きをして
雨濡れした本と交換をしてもらう手続きをすることにしましたが
担当職員の対応にはモヤモヤが残りました。
【追記】
そして汚損した本と同じものを購入し、昨日の夕方 図書館に行き
手続きをしてきました。
1枚の書類に必要事項を記載しただけで終わるものでした。
購入した本を渡すだけで弁償の処理が済んだら、
汚損した本をもらえるようです。
（処理が済んだら連絡があるらしい）
今回 いろいろ気になったので地域での図書館の弁償について
調べてみましたが、多くの公共図書館で弁償の対象となる
判断基準はまちまちですが
「弁償の基準は、図書館資料が今後の利用に堪えない状態であること、
利用者が不快に 感じる状態にあることを原則とし、
下記の事由及び状態であること。」というのがポピュラーなようです。
tosyokan_bensyou.pdf (city.hita.oita.jp)
それでいくと今回の雨濡れの本は、濡れたとはいえ
図書館資料が今後の利用に堪えない状態 でもないし、
利用者が不快に 感じる状態 でもないと思っています。
（丁寧に乾かしたあとに図書館に返却し、弁償の手続きで
いったん持ち帰った当該図書を家族全員に見てもらったところ
「どこが汚れてるの？」というほど汚損していない）
とりあえずモヤモヤは残りますが、きちんと弁償をしたので
これにて一件落着とすることにします。
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